
2012年01月19日
水の都ひろしま『水辺オープンカフェ』視察

産業建設常任委員会の行政視察で広島市を訪れ、都市活性化局観光交流部の皆さんから水の都ひろしまの推進(水辺のオープンカフェ)のお話をいただき、意見交換し、現地視察も行いました。
広島市は瀬戸内海に面し、中心部を6本の川が流れる「水の都」であり、美しい水辺に恵まれています。その魅力を生かして、京橋川や元安川の河岸緑地において、水辺に新たな魅力を創り出すため、民間のノウハウや活力を導入した「水辺のオープンカフェ」を実施されています。
現在、京橋川沿いの河岸緑地では7店舗、元安川沿いでは1 店舗が営業中であり、多くの市民や来訪者に憩いの場、交流の場を提供するとともに、潤いと安らぎを感じる風景を創り出しています。
中でも、平成17年10月に開業した京橋川オープンカフェ(独立店舗型)は、河川空間で民間事業者による常設店舗を設置した全国初の取組であり、多くの賞を受賞するなど、河川空間の新しい利活用モデルとして、その先見性や革新性、汎用性などが高く評価されています。
この活動は、単に水辺の親水性の向上という視点だけでなく、公共空間を都市資源ととらえ、活性化することによりにぎわいの場をつくりだし、持続可能な管理を行おうとするエリアマネジメントの取り込みであり、旧草津川跡地利用などを含めた中心市街地活性化に活かして行きたいと考えます。
Posted by 伊吹達郎 at
23:39
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