
2012年01月07日
七草かゆ
今朝は、七草かゆでスタートしました。七草かゆは、春の七草や餅など地域によって具材はいろいろですが、塩味の粥で、一般的には、7日に朝にその一年の無病息災を願って食べられています。また、お正月の祝膳や祝酒など弱った胃を休めるため、緑が少ない冬の栄養源としてビタミンを補給するためとも言われています。
この行事は、平安時代には行われていましたが、、室町時代の汁物が原型とも言われています。お粥に入れる春の七草は一般的に、セリ、ナズナ、ゴギョウ(母子草)ハコベラ、ホトケノザ(田平子)、スズナ(かぶ)、スズシロ(大根)で、その効果は
・セリ
→ 鉄分が多く含まれているので増血作用が期待できます。
・ナズナ
→ 熱を下げる、尿の出をよくするなどの作用があります。
・ゴギョウ
→ せきやたんを止め、尿の出をよくするなどの作用があります。
・ハコベラ
→ タンパク質が比較的多く含まれ、ミネラルそのほかの栄養に富んでいます。
・ホトケノザ
→ 体質改善全般。
・スズナ
→ 消化不良の改善。
・スズシロ
→スズナと同じく、消化不良の改善。
みなさんのこの一年の無病息災を祈念申し上げます!
Posted by 伊吹達郎 at
23:58
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