
2014年08月07日
全国市議会議長会研究フォーラム

第28回全国市議会議長会研究フォーラムに2日間、参加して参りました。

初日は、基調講演として野村総合研究所顧問増田寛也氏が「人口減少時代と地方議会のあり方」として、最新のデータをもとに講演されました。推計によると全国1799市区町村もうち896が消滅可能性都市に該当し、うち523市区町村は人口が1万人未満となり、消滅の可能性がさらに高くなります。人口減少の要因は20歳から39歳の若年女性がの減少と地方から大都市圏への若者の流出の2点があげられる。少子化対策と東京一極集中対策を同時に行う必要があります。国民全員が基本認識を共有し、適切な対策を打てば、人口の急減を回避し、将来安定的な人口規模を得ることができるとのことです。

パネルディスカッションではNHK解説副委員長城本勝氏らそうそうたるメンバーで「分権改革20年と地方議会のあり方」を討論されました。

また、課題討議では、流山市、可児市、大津市から議会改革などの事例報告があり、出席者より質問を受けるという形で、熱心な意見交換がされました。2日間、大変有意義なイベントでした。これからの議会に大いにいかしていきたいと思います。

Posted by 伊吹達郎 at
23:21
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