
2012年03月11日
3.11

3.11
知人が主催する
東日本大震災復興支援チャリティーコンサート
『古都の風にのせて』に参加してきました。
京都マラソンで市内はにぎやかでした。
コンサートの場所は円山公園音楽堂です。
橋川市長より少し早めに2期目の当選を決めた門川京都市長が応援し来てくださいました!
いろいろと前向きな話をさせていただきました。
21組の出演者がいろいろ趣向をこらしたコンサートで、みなさんの思いが『古都の風にのせて』東北地方まで届いたのでしょうか?
3月11日、東日本大震災、そのとき私は東名高速道路の富士山の見える富士サービスエリアにおりました。
一緒にいっていた同僚から、1年経つけど恐かったですねってメールが来ました。
私たちは仕事のため東名高速を走らせてましたが、
2時40分、あまりにも富士山がきれいなので、富士サービスエリアで休憩することになりました。
館にはいると、国会中継をしていたので、しばらくみていると、
「まもまく地震が来ます」という地震予想のテロップがながれました。
最近は、こんなん出るんや?
また、東北で地震が起こるんやなあ?そういえば2、3日前も地震があったなあ?と思った瞬間、
「伊吹さんなんかゆれてません?」
一緒に行っていた同僚が言います。
そういえば、船酔いみたいになんか揺れています。
そうも思っていると、だんだん揺れが大きくなって来て
「これあかんで!」
といいながら、とりあえず館から出ようということになりました。
すると、叫び声があちこちであがり、
みんなが、慌てて外へ飛び出してきます。
外へ出ると
地面がヨコに大きく揺れているのがわかります。
立っていられず。
その場にしゃがみました。
なかなか、その大きな揺れはおさまりません。
地面が大きくヨコに揺れています。
何分揺れたのでしょう?
5、6分は揺れた感じでした。
東海地震など一番、日本でも大地震がおこるといわれている富士山の麓にいて、しかもすぐ目の前は海です。
我々はとっさにやばいと思い、
目的に電話をしようと思いましたが、なかなか電話がつがりません!
なんとかつながり、
行き先へ行かなくても良いようになりました。
たまたま富士サービスエリアは、ETCがついている車は、出られるサービスエリアだったので、
私たちは、慌てて目的地には行かず、東名高速道路をUターンして滋賀に戻ることにしました。下りの東名高速道路に乗った途端、東名高速道路は通行どめになり、「あっ、間に合ったな」、胸をなでおろしました。アクセル全開で滋賀を目指しました。
滋賀へ向かう道中、ラジオでは次々に震災の惨状が報道されてきます。そんな中、目をみはる光景が目の前に映し出されました。それは、通行どめをしたはずの東名高速道路の上り路線を次々に車が通っていくのです。そうです。消防車や自衛隊の車が被災地に向かっていくのです。私たちは、後ろめたい気持ちもありましたが、無力な私たちのために頑張ってくださいと、その車両の波に祈りを込めました。
今でも大きな揺れの感覚と恐怖感は覚えています。
Posted by 伊吹達郎 at
23:46
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