プロフィール
伊吹達郎
伊吹達郎
第69代草津市議会議長、第61代草津市議会副議長、草津市議会議員(4期)、プロジェクトK代表、文教厚生常任委員会委員長、産業建設常任委員会委員長、予算審査特別委員会副委員長、都市再生特別委員会副委員長、ゼロカーボンシティ特別委員会委員長、議会運営委員会委員、旧草津川跡地対策特別委員会委員、草津市議会ICT推進検討部会長、理学修士、国会議員公設秘書、博物館学芸員、琵琶湖博物館フィールドレポーター、草津川を守る会事務局長、草津市PTA連絡協議会会長、石山高校同窓会会長、社会福祉法人良友会評議員、岡山理科大学水質管理センター•環境資源研究センター研修生、土山マラソン•マキノ栗マラソン•琵琶湖レイクサイドマラソン出場、草津市軟式野球連盟早朝部会ジェネラルマネージャー、『江州ベースボールクラブ』代表監督兼選手、『笠縫東ヤンキーススポーツ少年団』学童野球指導者 草津市水泳連盟理事長
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2012年03月07日

震災がれき

東日本大震災から1年を前に、「震災がれき」の処理をめぐる問題が深刻化しています。
震災による津波で、大きな被害を受けた宮城県名取市の閖上(ゆりあげ)地区。
例えば、名取市で発生したがれきは、63万6,000トン。
そのうち、処理できたのは3万6,000トンと、全体の5.7%にとどまっています。
名取市では、震災で地盤沈下した土地のかさ上げを行うなどの安全対策を施したあとに、新たな市街地の造成を行う計画のため、がれき処理が進まないかぎり、復興計画自体に着手できないといわれています。
さらに、この場所では2011年9月、がれきの自然発火とみられる火災が発生しているそうで、がれきの中からメタンガスが発生して、何かの拍子に火がつくとされており、これを含め、宮城県内各所のがれき置き場で、多くの火災が起きているようです。
復興の面からも、安全対策の面からも、待ったなしのがれき処理。

環境省では、焼却後の灰に含まれる放射性セシウムが、1kgあたり8,000ベクレル(Bq)以下との基準を設け、がれきの広域処理を全国に働きかけていますが、被災3県あわせて2,252万8,000トンあるがれきのうち、これまでに処理できたのは、全体のわずか6.3%にすぎない発表しています。

震災から1年を迎える今、復興の前提となる処理が、被災自治体だけでは全く追いつかないのに加え、遅々として進まない全国の自治体による受け入れ支援。『絆』という言葉が盛んに使われるようになった今日ですが•••
ぶれすぎる政府、まとまらない与党、孤立する首相、受け入れ住民の不安を払拭させることができるのでしょうか?


  


Posted by 伊吹達郎 at 23:09Comments(0)