
2014年11月05日
48年ぶりに滋賀の人口減少

平成23年の草津市議会選挙での、伊吹たつろうの選挙公報です。数年後、滋賀県も人口減少社会に突入と記載しましたが、まさに、そのときが来てしまいました。
全国的に人口減少化社会と言われる中でも人口が増えていて元気と言われてきた滋賀県ですが、10月1日現在の今年の滋賀県の総人口が、昭和41年(1966年)以来、48年ぶりに減少したと発表されました。県によりますと、滋賀県の総人口は今年10月1日現在で、141万6500人。これは前の年の同じ月に比べると、452人の減少で、10月1日現在の総人口としては、1966年以来、48年ぶりの減少となりました。滋賀県知事は「人口減少の局面に入ったとみられる」との見解を示しました。
今年10月の推計人口を前年同月比でみると、509人の自然増の一方で961人の転出超過があり、合計で452人減りました。その内訳は男性230人、女性222人となっています。また、推計人口の前年同月比は8月57人、9月402人と減少が続いて、3ヶ月連続となり、人口減少の傾向を示し始めました。市町別では大津市や草津市、近江八幡市など県南部を中心に6市1町で増加し、彦根市や長浜市など北部を中心に7市5町で減少しています。減少した割合が高い順に、竜王町で159人の減少、甲良町で91人の減少、高島市で504人の減少などとなっています。
人口減少の原因として、県は、高齢者の増加に加え、東京や、愛知、大阪など大都市へ人口が流出しているためではないかと見ています。住み良さランキング西日本の草津市も、いずれ人口減少社会へ突入します。もう右肩上がりの、夢物語は滋賀県もいよいよピリオドなのかもしれません。今のうちに手を打たないといけません。しっかりした財政基盤、しっかりした政策でこの難関を乗り越えなければなりません。
Posted by 伊吹達郎 at
16:14
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