
2014年10月07日
ノーベル物理学賞に日本の3名!
ノーベル物理学賞の受賞者に、青い光を放つLED=発光ダイオードの開発に成功し、さまざまな応用への道を開いた、名城大学教授の赤崎勇氏、名古屋大学大学院教授の天野浩氏、カリフォルニア大学教授の中村修二氏の日本人研究者3人が選ばれました。赤崎氏と天野氏は昭和61年に、青い光を出すのに必要な高品質の「窒化ガリウム」の結晶化に世界で初めて成功し、さらに中村さんが平成5年、極めて明るい青色LEDの開発に世界で初めて成功しました。これらの成果により赤・緑・青の光の3原色のLEDがすべてそろい、組み合わせによってあらゆる色が出せるようになるなど、フルカラーのディスプレイなど、さまざまな分野でLEDの実用化の可能性を広げました。波長の短い青い色を出す技術は、DVDなどの記憶容量を大幅に増やすことができるブルーレイディスクの開発にもつながり、大量の情報をやり取りする現代社会において欠かせない技術となっています。科学を志したものの1人として、誠におめでとうございます。日本人がノーベル賞を受賞するのは、南部陽一郎氏を含め、おととしの山中伸弥氏に続いて合わせて、これで22人になります。物理学賞は、平成20年に受賞した南部氏と益川敏英氏、小林誠氏の3人以来で、合わせて10人となります。ほんとうに素晴らしいニュースです。子ども達も、是非、理科好きになってほしいです。明日は皆既月食。自然の教材をしっかり、確かめてほしいですね!「なぜ?」って思うこと!大切ですよね!
Posted by 伊吹達郎 at
22:56
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