
2014年10月10日
量水標設置
大型で非常に強い台風19号が日本列島に接近してきています。この3連休には大きな影響が出そうな予想がされています。現在、沖縄の南海上を北上し、沖縄・奄美が強風域に入り、気象庁によると、12日未明に沖縄本島付近を通過して東シナ海に抜けた後、13日に九州南部に接近する見込みで、13、14日にかけては西・東日本に接近し、上陸する恐れがあるとしています。猛烈な風雨が予想されるとして、土砂災害や低地の浸水、河川の増水に厳重な警戒を呼び掛けられてています。2年前の9月のゲリラ豪雨を受けて、その年の11議会で、草津市内の河川の水位管理は草津川にしかなく、ほかの河川にも、水位の見える化ができるようの量水標の設置をし、避難勧告等、いち早く地域住民へ知らせることができる指標とシステムの構築を提案させていただきました。量水標とは、河川の岸にあり水位を測る設備で、垂直に立てた支柱に目盛りが振られており、これを目視で読み取り、洪水や増水の際に報告される水位は、この量水標の読取値です。なかなか設置されないので、河川課に行って、「設置しないのなら、橋げたに、黄色(避難準備水位)や赤色(避難勧告水位)のペンキ、アヤハディオで買って、塗りに行くで、別に目盛りなくていいから!」と提案していました。昨年の台風18号の前の9月議会に、もう一度、量水標の設置について、質問しました。市内8カ所から10カ所、県と相談して、設置するという具体的な答弁があり、ようやく今年の3月に狼川に設置されました。また、管視カメラも設置されました。そして、この10月に、葉山川(平井)、伊佐々川(渋川、上笠)十禅寺川、北川の5カ所に設置する予定だそうですが、この台風19号にも間に合いませんでした。私たちの大切な命、財産を守る為にも一日も早い設置と、避難ルールの徹底をお願いしたいところです。
Posted by 伊吹達郎 at
23:18
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