
2015年02月09日
電子納税
確定申告の時期を迎えます。2004年6月から始まった『e-Tax』と呼ばれるインターネットを使って国税の確定申告や納税件数は2013年度で約2500万件、所得税の申告全体に占める割合は51.8%で前年に比べて1.4ポイントあがりました。私も毎年、自宅で『e-Tax』を利用して、確定申告をしています。昨年は国税局のシステム改良があり、何度も連絡を取りながら進めましたが、うまく作動せず、税務署に足を運ぶことになりました。データ的に自宅のネットで申告した割合は8%に留まっているそうで、その原因として、本人であることを確認する住民基本台帳カードの作成が必要で、また、そのカードを読む込むICカードリーダーという機器を購入しなければならないことがあげられます。草津市において、住基カードの使い道は、身分証明とこの確定申告くらいしかなく、作成費が500円いります。またカードリーダーは1500円くらいから4000円くらい費用がかかります。政府は2017年1月から携帯電話で本人確認できるように進めていくそうです。また、住宅ローン減税などの申請に必要な書類もPDFはファイルでメール送信で済み、紙での提出が不要になり、自宅で完結するようになります。一件あたりの行政費用は2010年の581円から2013年度には433円となりましたが、これにより、大変、大きな事務処理の効率化、徴税コストの減少に拍車がかかる期待が膨らみます。
Posted by 伊吹達郎 at
23:20
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