
2014年07月31日
草津市立教育研究所教育講演会藤嶋昭先生特別授業

光触媒の発見者として世界的に知られる東京理科大の藤嶋昭学長が、立命館大びわこ・くさつキャンパスで開かれる草津市立教育研究所の第3回教育講演会に講師ということでPTAのみなさんにもご案内させていただき、参加してきました。まずは、市内中学校の二十人を対象に「身の回りにはおもしろいことが多い」と題して特別授業が行われ、酸化チタンに光を当てると水が分解される光触媒の仕組みを説明し、車のサイドミラーや抗菌タイルなどの汚れ防止、曇り防止に光触媒が実用化されているさまざまな例を紹介されました。中学生たちは藤嶋先生の次から次から出る問いかけに圧倒されながらも、熱心に授業に参加していました。また、雲が白かったり、雷がごろごろ鳴ったりする理由などもわかりやすく解説され世の中には不思議がいっぱいあるので、疑問を持ち、自分なりに考え、解明しようとすることが大切なことだとおっしゃられておれれました。

後半は講演で、最新の光触媒の技術を簡単な実験を実演して披露されるなど、終始、開場の参加者を引きつける、おもしろい講演でした。光触媒は、身の回りの至るところで活用されていて、大きなものでは、サッカーワールドカップのブラジル会場のスタジアムや新装なった東京駅の八重洲口の大きな屋根材としても利用されているとのことでした。今後は、光ファイバーの代わりとなる得る光道管の開発やそれを水道管に応用し、太陽光を室内や地下にまで、届けるシステム開発されていることを明らかにされました。すべての始まりは、太陽光だと、光合成のしくみを人工的に再現したした、この光触媒、これからもいろいろなものやシステムに活用されていく、最新技術です。ノーベル賞候補にもあがっている藤嶋先生のお話を目の前でお聞きすることが出来、最高でした。

最後の質問コーナーでは1対1で受け答えをしていただき、サイン入りの本までプレゼントしてしていただき感激いたしました。やっぱり、理科っておもしろいです。世の中の、おこっている事象はすべて、いろいろな偶然としくみで成り立っているもので、それが、「なぜ」って思うことが、第一歩です。これからも好奇心をもって、ものごとに対して見て行きたし、子ども達にも、「不思議」と思う心、「どうして?」って動く心を、感じるハートを大切にして欲しいです。
大変、有意義な時間でした。ご参加いただいたPTAのみなさん、子ども達ありがとうございました。そして、藤嶋先生、いろいろな気持ちを奮い立たせていただき感謝申し上げます。
Posted by 伊吹達郎 at
23:39
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2014年07月30日
31日にノーベル賞候補藤嶋氏の教育講演会

日本でいま、一番ノーベル賞に最も近いと言われている東京理科大学学長の藤嶋昭氏が草津市へ来られ、子ども達といっしょに理科のおもしろさをみつけます。
藤嶋先生の授業を受けられるのは、今のうちかもしれませんよ!是非とも、この機会に!
藤嶋昭先生は、『光触媒』の発見者として世界的に知られている化学者です。『光触媒』を応用する研究開発が進み空気や水の浄化、殺菌、建築材の汚れ防止、ミラーの曇り止めなど、現代の暮らしに大きな役割を果たし製品、技術がつぎつぎに生み出されて来ました。2010年から東京理科大学の学長を務められ、科学技術の将来を担う人材の育成に力を注がれています。特に力を入れて来たことに一つが、若い人の「理科離れ」からの回復をはかることだそうです。藤嶋先生は小中学生や高校生を対象とする『出前授業』にでかけ、こどもたちに熱心な指導をされています。
たくさんの賞をもらっておられますが、ノーベル受賞者の多くが受賞されているトムソン•ロイター引用栄誉賞を受賞されており、ノーベル化学賞の候補として藤嶋先生の名前があがっています。
もし、ノーベル賞を受けられると大変なことになるので、今がチャンスかもしれません。夏休み、ちょっと理科を楽しんでみませんか?どなたでもご参加できますので、みなさんのお越しをお待ち致しております!

『草津市立教育研究所 教育講演会』
とき 7月31日(木)
ところ 立命館大学びわこ•くさつキャンパスエポックホール
日程 13:30〜14:20 特別授業(市内中学生対象)
テーマ『身の回りにはおもしろいことが多い』
14:30〜16:00 講演
『科学する心を伝える』
〜子どもたちを自然大好き、理科好きに育てるために〜
Posted by 伊吹達郎 at
09:00
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2014年07月29日
みる電でかけてCOOLプロジェクト

関西電力からク−ポン券メールが送ってきましたよ。
クーポン券を使って買物するために、大型商業施設に外出していただき、節電しようというもので、イオン100円券やエディオン、ジョーシンの5%OFF券です。これはお得ですね。でも条件が限られているので、要チェックです。
【関西電力HPより】
電力の需給ひっ迫が見込まれる前日もしくは、当日に、「はぴeみる電」会員さまへメールを送信し、照明やエアコン等を消して外出いただくことで、需給ひっ迫の解消を目指し試行実施いたします。本取組みについては、実際の行動につながったかどうかを確認し、電力の需要抑制の効果について検証することを目的としております。
実施概要 「はぴeみる電」(※1)会員さまに対して、電力の需給ひっ迫が見込まれる当日の13時~16時に使用可能な協力企業のクーポンのURLを付した節電のお願い(※2)メールを配信します。メールを受取った「はぴeみる電」会員さまは協力企業の店舗に来店いただき、事前に印刷したクーポンを引換え、またはスマートフォンなどの画面表示を行うことにより、特典を受けていただくという仕組みです。
(※1)福井県および岐阜県については対象店舗がないため、対象外とさせていただきます。
(※2)節電にあたっては、健康に影響のない範囲でご協力お願いいたします。
プログラム実施時期 2014年7月22日(火)~9月30日(火)
クーポン使用可能日時 事前にメールにてお知らせした電力の需給ひっ迫が見込まれる日の13時~16時の間
お知らせタイミング
前日18時頃に、翌日の電気使用率が97%を超過すると見込まれる場合
当日8時頃に、当日の電気使用率が97%を超過すると見込まれる場合
当日、発電所のトラブル等により、突発的に電気使用率が97%を超過すると見込まれる場合
その他関西電力にて必要と判断する場合
※本プロジェクトの検証を行うことを目的とし、電力需給が安定している場合であっても、期間中に複数回、クーポンをお送りする予定です。
協力企業 イオンリテール株式会社、株式会社エディオン、上新電機株式会社
お問合せ先 「はぴeみる電」事務局 0120-924008(9時~17時)
※ちなみに本日(7月29日)にはこのようなメールが届きました。
はぴeみる電会員の皆様へ
日頃より節電にご協力いただき誠にありがとうございます。
本日(7月29日)ご利用可能なクーポンをお送りします。
ぜひ、クーポン利用対象店舗へお出かけいただき、節電にご協力ください。
■クーポン利用可能時間帯
7月29日(火)13:00~16:00
■クーポン一覧は以下URLよりご確認いただけます。
・パソコンサイト
・スマートフォンサイト
・携帯サイト
■お問い合わせ専用ダイヤル
0120-924008(通話料無料) 【受付時間】 9時~17時
※本日は安定した需給状況となる見込みですが、本プロジェクトの効果を検証する目的で、
配信いたします。(クーポンはご利用可能です。)
※今後も需給状況が安定している場合であっても、 期間中に数回クーポンをお送りする
予定です。
※このメールは自動送信です。本メールへの返信によるご質問は承っておりません。
ご了承ください。
Posted by 伊吹達郎 at
23:18
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2014年07月28日
南三陸町視察
南三陸町を会派で視察に参りました。昨日の浪江町とは違い、復興の工事が進んでいます。
まずは、多くの犠牲者の方々のご冥福を防災対策庁舎前でお祈りさせていただきました。

この防災対策庁舎は最後まで避難を防災スピーカーで伝え続け津波の犠牲となった女性職員、助かった町長などここも生死のぎりぎりのところでした。現在、この建物を残すか?壊すのか?論議を呼んでいるそうです。

高台にある志津川中学校に参りました。夏休みなので、ソフトボールや野球等多くの部活をしていましたが、グランドの半分以上は仮設住宅が建って、狭いところでの練習をしていました。
震災前の中学校からの南三陸町志津川地区の写真です。

現在の写真です。

ガレキを使った大きな防潮堤が建設中で、

高台にいたるところで住宅の造成が進んでいます。

それぞれの街にはいるところには、津波が到達したところに看板がたっていて、危険を伝えています。

南三陸鉄道はほとんどの鉄橋や駅が壊されています。

新しい三陸道路の建設が進んでいます

南三陸町田の浦地区で会長、組合長らと意見交換をさせていただきました。

高台に逃げた方だけが助かったそうです。
ようやく、復興が進み出したと言います。

われわれの地域も防災、減災について進めていかなければなりません。
まずは、多くの犠牲者の方々のご冥福を防災対策庁舎前でお祈りさせていただきました。

この防災対策庁舎は最後まで避難を防災スピーカーで伝え続け津波の犠牲となった女性職員、助かった町長などここも生死のぎりぎりのところでした。現在、この建物を残すか?壊すのか?論議を呼んでいるそうです。

高台にある志津川中学校に参りました。夏休みなので、ソフトボールや野球等多くの部活をしていましたが、グランドの半分以上は仮設住宅が建って、狭いところでの練習をしていました。
震災前の中学校からの南三陸町志津川地区の写真です。

現在の写真です。

ガレキを使った大きな防潮堤が建設中で、

高台にいたるところで住宅の造成が進んでいます。

それぞれの街にはいるところには、津波が到達したところに看板がたっていて、危険を伝えています。

南三陸鉄道はほとんどの鉄橋や駅が壊されています。

新しい三陸道路の建設が進んでいます

南三陸町田の浦地区で会長、組合長らと意見交換をさせていただきました。

高台に逃げた方だけが助かったそうです。
ようやく、復興が進み出したと言います。

われわれの地域も防災、減災について進めていかなければなりません。
Posted by 伊吹達郎 at
23:17
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2014年07月27日
浪江町、南相馬市小高区視察
地震津波原発事故被災地の「いま」を確かめる現地視察に参加しました。
まず、浪江町に参りました。現在も避難指示がでておりましたが、浪江町には9時から16時まで、昼間に立ち入り出来るようになりました。しかし、宿泊はできません。また、15歳未満の子どもや妊婦は入らないように言われています。町内は、帰宅困難区域、居住制限区域、避難指示解除準備区域に分けられ、帰宅困難区域は年間積算量が50ミリシーベルトを超えるおそれがある地域で立ち入りが制限されていて、居住制限区域は同量が20ミリシーベルト超え、立ち入りを控える、避難指示解除準備区域は同量が20ミリシーベルト以下で早期帰還に向け、復旧や除染事業を進め、環境整備を進めて行くところとなっています。

福島第1原発に近い、3.11のまま、手のつけられていない請戸地区に行きました。

通れる道は限られていて、入口には必ず検問所があり、許可証がないとはいれません

津波で運ばれた舟や車はそのまま

がれきもそのまま

地震と津波で形が残った家も壊れたまま

がれきの間から福島第1原発がみえてきました

福島第1原発に最接近

線量計では0.4マイクロシーベルト/h

小学校も当時のまま、ランドセルなどもそのまま、子ども達は、先生の判断がよく、かなり離れた山に駆け上がり、奇跡的に全員無事だったそうです。

市内にはりると、地震で倒壊した家、屋根にはホワイトシートがかぶされています。

鉄道も止まったまま、草だらけです。

人が誰もいない商店街

市内の線量計では1.157マイクロシーベルト/h

浪江駅も草だらけ

町内には放射線表示が至るところにあります

出るときも、検問所があり、スクリーニングをうけるときには、所定の場所へいかなければなりません

原発より20km30km地点、市町の境界にはパトカーがスタンバイしておられます。

南相馬市小高区では国道6号線まで津波がきました。6号線より海よりは、家が流され、家が壊されて住めません。6号線より山側は家は流されることはありませんでしたが、地震で家が倒壊し、運良く家が残っても、放射線量が高いため、人が住むことができません。

海岸沿いに除染時のガレキやゴミが土が置かれています。いたるところにガレキが積んでおいてあります。

津波でテトラが散在したまま

松林も2本だけ、その1本も枯れてきました

崩壊した堤防を直し、新しい防潮堤をつくっています

南相馬市小高区役所にて住民の方と意見交換会

この地区で営業しているお店はガソリンスタンド2店と役場だけです

まっすぐだった道も地震のため曲がってしまっています

仮設住宅

病院では医者不足、看護士が集らないということで半分くらいに稼働となっています。牛丼のチェーン店もあるのですが、日本一高い時給(1500円)だそうです。元の町の姿に戻ることはおそらく無理な地域もあります。住民の方々、人の住んでいない町をみて、どう思われるのか?この現状をいろいろなところに伝えてほしいということです。取り敢えず写真をアップさせていただきました。
まず、浪江町に参りました。現在も避難指示がでておりましたが、浪江町には9時から16時まで、昼間に立ち入り出来るようになりました。しかし、宿泊はできません。また、15歳未満の子どもや妊婦は入らないように言われています。町内は、帰宅困難区域、居住制限区域、避難指示解除準備区域に分けられ、帰宅困難区域は年間積算量が50ミリシーベルトを超えるおそれがある地域で立ち入りが制限されていて、居住制限区域は同量が20ミリシーベルト超え、立ち入りを控える、避難指示解除準備区域は同量が20ミリシーベルト以下で早期帰還に向け、復旧や除染事業を進め、環境整備を進めて行くところとなっています。

福島第1原発に近い、3.11のまま、手のつけられていない請戸地区に行きました。

通れる道は限られていて、入口には必ず検問所があり、許可証がないとはいれません

津波で運ばれた舟や車はそのまま

がれきもそのまま

地震と津波で形が残った家も壊れたまま

がれきの間から福島第1原発がみえてきました

福島第1原発に最接近

線量計では0.4マイクロシーベルト/h

小学校も当時のまま、ランドセルなどもそのまま、子ども達は、先生の判断がよく、かなり離れた山に駆け上がり、奇跡的に全員無事だったそうです。

市内にはりると、地震で倒壊した家、屋根にはホワイトシートがかぶされています。

鉄道も止まったまま、草だらけです。

人が誰もいない商店街

市内の線量計では1.157マイクロシーベルト/h

浪江駅も草だらけ

町内には放射線表示が至るところにあります

出るときも、検問所があり、スクリーニングをうけるときには、所定の場所へいかなければなりません

原発より20km30km地点、市町の境界にはパトカーがスタンバイしておられます。

南相馬市小高区では国道6号線まで津波がきました。6号線より海よりは、家が流され、家が壊されて住めません。6号線より山側は家は流されることはありませんでしたが、地震で家が倒壊し、運良く家が残っても、放射線量が高いため、人が住むことができません。

海岸沿いに除染時のガレキやゴミが土が置かれています。いたるところにガレキが積んでおいてあります。

津波でテトラが散在したまま

松林も2本だけ、その1本も枯れてきました

崩壊した堤防を直し、新しい防潮堤をつくっています

南相馬市小高区役所にて住民の方と意見交換会

この地区で営業しているお店はガソリンスタンド2店と役場だけです

まっすぐだった道も地震のため曲がってしまっています

仮設住宅

病院では医者不足、看護士が集らないということで半分くらいに稼働となっています。牛丼のチェーン店もあるのですが、日本一高い時給(1500円)だそうです。元の町の姿に戻ることはおそらく無理な地域もあります。住民の方々、人の住んでいない町をみて、どう思われるのか?この現状をいろいろなところに伝えてほしいということです。取り敢えず写真をアップさせていただきました。
Posted by 伊吹達郎 at
23:16
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