プロフィール
伊吹達郎
伊吹達郎
第69代草津市議会議長、第61代草津市議会副議長、草津市議会議員(4期)、プロジェクトK代表、文教厚生常任委員会委員長、産業建設常任委員会委員長、予算審査特別委員会副委員長、都市再生特別委員会副委員長、ゼロカーボンシティ特別委員会委員長、議会運営委員会委員、旧草津川跡地対策特別委員会委員、草津市議会ICT推進検討部会長、理学修士、国会議員公設秘書、博物館学芸員、琵琶湖博物館フィールドレポーター、草津川を守る会事務局長、草津市PTA連絡協議会会長、石山高校同窓会会長、社会福祉法人良友会評議員、岡山理科大学水質管理センター•環境資源研究センター研修生、土山マラソン•マキノ栗マラソン•琵琶湖レイクサイドマラソン出場、草津市軟式野球連盟早朝部会ジェネラルマネージャー、『江州ベースボールクラブ』代表監督兼選手、『笠縫東ヤンキーススポーツ少年団』学童野球指導者 草津市水泳連盟理事長
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2014年07月31日

草津市立教育研究所教育講演会藤嶋昭先生特別授業



光触媒の発見者として世界的に知られる東京理科大の藤嶋昭学長が、立命館大びわこ・くさつキャンパスで開かれる草津市立教育研究所の第3回教育講演会に講師ということでPTAのみなさんにもご案内させていただき、参加してきました。まずは、市内中学校の二十人を対象に「身の回りにはおもしろいことが多い」と題して特別授業が行われ、酸化チタンに光を当てると水が分解される光触媒の仕組みを説明し、車のサイドミラーや抗菌タイルなどの汚れ防止、曇り防止に光触媒が実用化されているさまざまな例を紹介されました。中学生たちは藤嶋先生の次から次から出る問いかけに圧倒されながらも、熱心に授業に参加していました。また、雲が白かったり、雷がごろごろ鳴ったりする理由などもわかりやすく解説され世の中には不思議がいっぱいあるので、疑問を持ち、自分なりに考え、解明しようとすることが大切なことだとおっしゃられておれれました。


後半は講演で、最新の光触媒の技術を簡単な実験を実演して披露されるなど、終始、開場の参加者を引きつける、おもしろい講演でした。光触媒は、身の回りの至るところで活用されていて、大きなものでは、サッカーワールドカップのブラジル会場のスタジアムや新装なった東京駅の八重洲口の大きな屋根材としても利用されているとのことでした。今後は、光ファイバーの代わりとなる得る光道管の開発やそれを水道管に応用し、太陽光を室内や地下にまで、届けるシステム開発されていることを明らかにされました。すべての始まりは、太陽光だと、光合成のしくみを人工的に再現したした、この光触媒、これからもいろいろなものやシステムに活用されていく、最新技術です。ノーベル賞候補にもあがっている藤嶋先生のお話を目の前でお聞きすることが出来、最高でした。


最後の質問コーナーでは1対1で受け答えをしていただき、サイン入りの本までプレゼントしてしていただき感激いたしました。やっぱり、理科っておもしろいです。世の中の、おこっている事象はすべて、いろいろな偶然としくみで成り立っているもので、それが、「なぜ」って思うことが、第一歩です。これからも好奇心をもって、ものごとに対して見て行きたし、子ども達にも、「不思議」と思う心、「どうして?」って動く心を、感じるハートを大切にして欲しいです。
大変、有意義な時間でした。ご参加いただいたPTAのみなさん、子ども達ありがとうございました。そして、藤嶋先生、いろいろな気持ちを奮い立たせていただき感謝申し上げます。
  


Posted by 伊吹達郎 at 23:39Comments(0)