
2012年06月01日
笠縫小学校の太陽光発電

母校の笠縫小学校の太陽光発電の視察へ行って参りました。
小学校の正門のところには、当時と同じように二宮さんがいていつも迎えてくれます。

正面玄関をはいると、左手には私たちが作成した卒業記念作品が今も飾ってあります。当時、頑張って、足りないところやややこしそうなところを手伝って仕上げた思い出があります。一番目立つところなのでうれしいものです。

笠縫小学校の屋上には、上記のような立派な太陽光発電のパネルは設置されています。現在、草津市内の8つの幼小中学校に設置されていますが最大の発電出力です。草津市の教育関係の公共施設における自然エネルギー設備の導入状況をかなり時間がかかりましたが環境課で調べてきました。
《発電出力》
笠縫小学校(H22) 20.00kw
老上中学校(H22) 19.40kw
老上小学校(H22) 17.40kw
志津小学校(H21) 8.50kw
常盤小学校(H20) 3.00kw
渋川小学校(H15) 3.00kw
老上幼稚園(H16) 3.00kw
草津小学校(H13) 2.88kw
《H23年度 売電量•金額》
笠縫小学校 2,708kwh ¥64,994-
老上中学校 925kwh ¥22,200-
老上小学校 715kwh ¥17,160-
老上幼稚園 732kwh ¥35,136-
笠縫小学校は平成23年度、年間で2,708kwh、¥64,994売電できているようです。
その他、老上地区の3つの施設が売電し、発電所として役に立っています。
笠縫小学校では、玄関すぐの職員室のところに大きなモニターが設置してあり、太陽光発電の内容を随時、だれでも見る事ができるようになっています。

太陽光発電についての画面

現在時の発電量などについての画面

その日の時間ごとの発電量についての画面
その他、過去の発電量などいろいろな情報がいつでも見る事ができます。
環境教育のためにも、このシステムは有効で、少しでも子ども達に関心をもってもらいたいものだと思います。また、市民発電所として、公共施設の屋根を借りて、太陽光発電することは、節電のおり、大切なことだと思います。特に草津市内の教育施設には昨年、クーラーが
設置されました。全国で節電が叫ばれている中、あえて設置したものです。目的やその効果はどうだったのでしょうか?
先般の金環日食であらためて、太陽の偉大さ、有り難さ、エネルギー感を感じられたと思います。
また、太陽光や風力、水力発電は、CO2排出もなく、自然の恵みをうまく利用する発電方法です。設置するだけでもいろいろな効果があると思います。7月1日の固定買い取り制度をにらみながら、今日は気象記念日です。自然の恵みに感謝するとともに自然エネルギー利用の発電をみんなで考えていきましょう。
Posted by 伊吹達郎 at
23:45
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