プロフィール
伊吹達郎
伊吹達郎
第69代草津市議会議長、第61代草津市議会副議長、草津市議会議員(4期)、プロジェクトK代表、文教厚生常任委員会委員長、産業建設常任委員会委員長、予算審査特別委員会副委員長、都市再生特別委員会副委員長、ゼロカーボンシティ特別委員会委員長、議会運営委員会委員、旧草津川跡地対策特別委員会委員、草津市議会ICT推進検討部会長、理学修士、国会議員公設秘書、博物館学芸員、琵琶湖博物館フィールドレポーター、草津川を守る会事務局長、草津市PTA連絡協議会会長、石山高校同窓会会長、社会福祉法人良友会評議員、岡山理科大学水質管理センター•環境資源研究センター研修生、土山マラソン•マキノ栗マラソン•琵琶湖レイクサイドマラソン出場、草津市軟式野球連盟早朝部会ジェネラルマネージャー、『江州ベースボールクラブ』代表監督兼選手、『笠縫東ヤンキーススポーツ少年団』学童野球指導者 草津市水泳連盟理事長
QRコード
QRCODE
Information
ログインはこちら
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 4人

2015年03月10日

時局講演会



本日は講演依頼があり、魅力あるまちづくり〜草津市の現状と将来展望〜ということで話をさせていただきました。明日が3.11ということで福島県浪江町、南相馬市、宮城県南三陸町の視察報告をまずさせていただきました。特に、原発事故で復興が進まない浪江町、南相馬市小高地区の現状について、あらためて、驚きがあったようで、その場面場面で質問が飛び出してきました。小高地区の住民の方の言葉、南三陸町の漁協組合長、町内会長の語りの一部を紹介して、涙する場面もあり、いつ襲ってくるかわからない自然災害の恐ろしさと被害の甚大さを感じ、少しでも被害を最小限に抑える準備、行動が大切なことを誓い合いました。草津のまちづくりについては、昨日の代表質問を軸に、地方創生と合わせて草津市総合計画について、伊吹達郎が示す方向を述べさせていただきました。4年前の選挙公報での基本的な考え方、その後の国の流れ、人口フレームの動向等、見かけ上、右肩上がりとなっている草津市の人口の現状分析をしっかりさせていただきました。2極化している草津市の人口、人口構成、高齢化率の高い地域、子どもたちが多く住んでいる地域等、地域包括センターでの数字や少年野球の現状を交えて説明させていただきました。平成27年度予算案を持ち出し、市政60周年を迎えた草津市の現状、これからのプロジェクト、財政の動向など草津市の向かう方向とめざすべき方向を話させていただきました。人として生きて行くには、まず、きれいな空気、おいしい水、かけがえのない緑が大切なこと、この豊かな環境の中で、人の心と心が通う、声を掛け合う、笑顔あふれるまちづくりを進めていくこと。草津市も5年後をピークに人口減少社会に突入していくと推計していますが、この推計が早まるかもしれません。大量生産、大量移動の時代、右肩上がりの夢をいつまでも見ていてはいけません。たくさんの物もいらなくなります。多くのものをつくる経済活動優先の社会から、自然環境を育み、人の命を大切にすること、子づくり子育て、健康で楽しく長生きするための経済活動にスライドし、福祉や医療、健康分野に雇用やものを費やす社会つくりが重要となってきます。過度の自動車への依存を減らしていき、公共交通を中心とした歩いて暮らせるまちづくり、地域コミュニティーがいきがいや居場所、出番を生み出す、まちづくりが進むべき方向です。そのためにも、まちなかの小高い緑、草津天井川跡地整備事業は、地域の特性、資産を活用して新しい方法で事業を進めています。この中心市街地活性化事業と併せて草津天井川の整備事業はその緑軸を基本とした、草津市のにぎわいとうるおいを醸し出すシンボル事業です。ほっとする憩いの空間として、心と心がうるおう空間として、どこにもないオンリーワンの草津の宝です。この価値は計り知れないものでかけがえのない草津の財産です。将来を見据えて、未来の子どもたちに、緑いっぱい、笑顔あふれるまちづくりをすすめていきたいと思います。  


Posted by 伊吹達郎 at 23:13Comments(0)