
2014年01月21日
琵琶湖の放射性物質汚染
福井県内にある美浜、大飯原発などで事故が起きて琵琶湖が放射性物質に汚染された場合に、滋賀県内の水道の安全確保について、地域防災計画見直し検討会議で摂取制限を実施するとしました。琵琶湖からは県や8市・企業団の浄水場21カ所が取水しており、滋賀県民の71%に当たる約100万人に水道水を供給しています。また、京都市も琵琶湖疏水から取水し、人口の99%に当たる約145万人に供給しています。草津市も琵琶湖からの取水です
最悪の気象条件下で原発事故が起きた場合、浄水場取水口が多い水深0~5メートルの湖面部分が放射性ヨウ素で最大26%、放射性セシウムで最大18%汚染されると予測され、1%以下に減るまでの8~10日間を中心に、対策を検討しました。事故時に浄水場の沈殿池などをシートで覆ったり、降雨時の取水をできるだけ減らしたうえで、放射性セシウムは凝集剤で吸着させる凝集沈殿によって90%以上を除去、放射性ヨウ素も弱塩素処理や活性炭注入で30~50%除去できるとしています。処理後の水道水の放射性物質濃度を毎日測定し、基準を超えた給水地域では摂取制限し、水道水を飲まないよう広報車や防災無線で呼びかけ、代わりの飲料水を給水車やペットボトルで配布します。一方、風呂や手洗いなど飲用以外の生活用水としての利用は可能としています。
国は原発事故時の飲料水摂取制限基準値を放射性セシウムで1リットル当たり200ベクレル、放射性ヨウ素で同300ベクレル(乳児は100ベクレル)と定めており、福島第1原発事故では福島県や東京都で摂取制限が一時行われました。草津市おいては、取水ルートを琵琶湖だけではなく、栗東市に協力を仰ぎ、野洲川から、また大津市と協力して大戸川からの取水も考える必要性があるのかもしれません。9月の大雨で大きな被害を受けた大戸川、治水のほかに利水のため大戸川ダムはあったほうがよかったのかもしれませんね。
最悪の気象条件下で原発事故が起きた場合、浄水場取水口が多い水深0~5メートルの湖面部分が放射性ヨウ素で最大26%、放射性セシウムで最大18%汚染されると予測され、1%以下に減るまでの8~10日間を中心に、対策を検討しました。事故時に浄水場の沈殿池などをシートで覆ったり、降雨時の取水をできるだけ減らしたうえで、放射性セシウムは凝集剤で吸着させる凝集沈殿によって90%以上を除去、放射性ヨウ素も弱塩素処理や活性炭注入で30~50%除去できるとしています。処理後の水道水の放射性物質濃度を毎日測定し、基準を超えた給水地域では摂取制限し、水道水を飲まないよう広報車や防災無線で呼びかけ、代わりの飲料水を給水車やペットボトルで配布します。一方、風呂や手洗いなど飲用以外の生活用水としての利用は可能としています。
国は原発事故時の飲料水摂取制限基準値を放射性セシウムで1リットル当たり200ベクレル、放射性ヨウ素で同300ベクレル(乳児は100ベクレル)と定めており、福島第1原発事故では福島県や東京都で摂取制限が一時行われました。草津市おいては、取水ルートを琵琶湖だけではなく、栗東市に協力を仰ぎ、野洲川から、また大津市と協力して大戸川からの取水も考える必要性があるのかもしれません。9月の大雨で大きな被害を受けた大戸川、治水のほかに利水のため大戸川ダムはあったほうがよかったのかもしれませんね。
Posted by 伊吹達郎 at
23:14
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