
2011年09月22日
市民によるマニフェスト検証大会
大会直前になってスタッフとしてなかなか協力できなくて申し訳ございませんでした。
最初に、市長のマニフェストの進捗状況を語るでは、時間内に全項目について発言ができ、橋川さん本人は大変満足されていたようですが、スタッフのみなさんがわかりやすくまとめていただいているので、あの程度の説明なら、時間がもったいなかったような気がしました。それよりも、前回の大会においてこのような指摘がありましたので、その点についてはこのようの進めましたとか、私は特にこれとこれとしっかりやろうとすすめましたが、このような問題があり、なかなか進めることができず、今後はこの方向で進めていきたいとか!市長としての思いとかこれからどうしたいとか方向性が感じられず、役場の担当の方が、質問にたんたんとお応えされているように思えました。
次に大橋先生の解説では、評価方法が市長、行政の視線と市民の視線と違っていることを指摘されておられ、市民はインプット、アウトプットよりアウトカムでの評価を期待しているとのことでした。私もそう思います。システムや器をつくることが目的ではなくて、決められた時間で人と税金、資源を使って、それによって市民の暮らしがどうなったかが大切なんだと思います。
最後に現役高校生や大学生などバラエティーに富んだ出演者でのタウンミーティングでは、さまざまな意見や提案が飛び出し、大変有意義な時間でした。特に最後のほうで、学生さんが今、草津に住んで草津で勉強している、今後せっかくなんで草津で続けて住み続けたいような希望を言ったところ、お隣の陶芸の先生が、草津の大切な財産を育てる、そして草津で育てるためにも、草津独自の奨学金制度を!草津に住み続けるなら利息は市が負担して、いろいろな分野で人材育成を!
私もそう思います。市長はベンチャー起業に資金を出していると返答しておられましたが、ピントがずれて、現場を理解されてないと思います。大学へ多くの方が進学する中、各家庭の家計は厳しく、奨学生はたくさんいますが、運良く借りられても、ほとんどが利息がつく、就職も厳しく、その返済にも厳しいのは明らかです。
『草津ふるさと奨学金』を創設して、将来の草津を担っていただく、若者を支援し、草津で住み続けてもらって働いてもらう。人材確保、しっかり税金を納めてもらったら利息を市が負担しても安いものなのかもしれませんね。
Posted by 伊吹達郎 at
23:51
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