
2016年10月19日
防衛大学校

防衛大学校の見学に行って参り、非常に良い経験をさせていただきました。
防衛大学校というのは、将来、陸上・海上・航空各自衛隊の幹部自衛官となるべき者の教育訓練をつかさどるとともにそれらに必要な研究を行う防衛省の施設等機関で、日本の防衛の将来を担うリーダーの育成するところです。

特に、東日本大震災以後、被災地や原発事故の現場で、厳格で規則正しい行動の中にも献身的で人間的に活動する自衛隊員の姿を目にされ、防衛大学校の存在感が増大しています。

また、自衛隊の本来の任務は国防です。近年、国防の課題はまさに我々の暮らす東アジアにおいて、ますます大きく複雑化しつつあります。大量破壊兵器の拡散、ミサイル開発などをはじめとした軍備増強、それに近年では海洋権益や領土をめぐる摩擦や紛争が多発化・深刻化しつつあります。

自衛隊はそうした現実の中で、活動され、普段、一般の国民の目には見えないものでありますが、目に見えないところで日本を守り、支えてくださっています。

さらに、PKO(平和維持活動)や人道支援、災害復興支援などの国際貢献の面でも危険と背中あわせの中で活動を続けていただいております。横須賀の自衛隊基地や米軍基地も見学させていただきましたが、改めて、日本という国家と日本人の独立・平和・安全を守る崇高な使命感をひしひしと感じました。

防衛大学校のみなさんには、素晴らしい環境で、いろいろなことを学び、訓練を重ねていただき、日本の将来の平和と安全のために、よろしくお願い致します。

Posted by 伊吹達郎 at
23:48
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