
2013年10月22日
タブレットパソコン授業視察

タブレットパソコンを活用した滋賀県内初の授業が渋川小で5月から始まっています。草津市教育委員会では「学校ICT推進費」として1307万円を計上し、45台のタブレット型PCを導入ICT支援員も配置しました。そのうち10台のタブレット端末を、すべての学校の特別支援学級に持ち回って、子どもの特性に応じた活用が行われ、研究指定校の渋川小1校には1クラス分のタブレット端末35台を導入しが漢字学習などに取り組んでいます。今朝はその渋川小2年2組の授業を会派で視察させていただきました。

算数の九九の授業でした。
前回の復習をしたあと、早速、タブレットパソコンを使う事になりました。児童たちは一目散に、タブレットパソコン取りに行き、席に戻り、電源を入れ、ログインして行きます。

自分の名前が登録されていてそれをクリックするようになっていました。これで、個人の情報がサーバーで管理できるようになっているそうです。ほぼスムーズに立ち上げあれ、児童たちは瞳を輝かせて、楽しそうに準備していたのが印象的でした。
問題は
2の段になるような問題をつくりましょう!
『○○を□こ、入ったおさらが△こあります。○○はぜんぶでなんこでしょう?』


前の電子黒板では、児童たちのそれぞれ表示することもできます。これにより、みんなの前で発表することもできますし、みんなで考えることもできます。

また、パソコンだけではなく、おはじきも使って、勉強していました。

授業終了後に校長先生や教頭先生、担任の先生等と意見交換させていただきました。
短時間でも集中し、学習に取り組む姿が見られる。学び合いをする事により伝えようとする意欲が高まったなどパソコンを使った利点があげられ、児童のアンケートもほぼ100%、楽しい、もっと授業を受けたい等の回答が返っていました。
体育館や理科室等無線LAN環境が整っていれば、どこでも使用が可能で、いろいろな可能性が広がるツールであることは確かです。
11月5日には公開授業研究会、18日には足立区から視察に来られるそうです。
全国から注目されるタブレットパソコンと電子黒板を使った学力向上の草津市教育委員会パイオニアスクール推進事業ですが、一番良いところは、児童たちが、集中して、楽しんで取り組み、また、わからない友達に教えているところでした。

Posted by 伊吹達郎 at
23:16
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