
2013年10月21日
通学路の安心安全確保
先般、笠縫東小学校の校門前の交差点で通学時間帯に大きな車同士の事故がありました。たまたま子ども達の行列の反対側に車が飛んで行って、直接の被害はありませんでしたが、目の前の交通事故だけにかなりの恐怖感はあったのかもしれません。一歩、間違えば昨年の亀岡の事故、先月の八幡の事故のように通学中の子ども達の命を奪う恐ろしい事故となっていたのかもしれません。その事故を受け、地元自治会長の呼びかけのもと、関係自治会、学校、関連団体らとともに市へこどもたちを安心安全を守る要望書を提出しました。そして、今朝、要望関係者と公安委員会や市役所の関連部署が現地に集り、実際の通学している子ども達の様子や通過する車の動向を検証しました。7時40分くらいから8時すぎにかけて、児童が各地域から分団で歩いてきて、この交差点を通ります。学校前なので、いくつもの分団が集って来て、行列になっています。この交差点は、信号もなく、歩道もなく、ガードレールもなくハード的にかなり課題がありそうです。事故も毎月のようにあり、その都度、心配でおしぼりなどをもって出て行くと交差点そばのおうちの方がおっしゃるように、事故多発交差点です。止まれの看板を増やしたり、照明がつくようのなっていたり、交差点の色を変えたり、当然通学路のマークを道路に書いたり、すでにいろいろとされていますが、一向に事故が絶えません。死亡事故が出てから対応するのではなく、今のうちに対応すべきものだと考えます。この道は同じ時間に中学生の自転車も多く、その時間のあとに幼稚園の送り迎えもあります。今回は、一番事故車が多いと言われている方向の道路の道幅を狭め、グリーンベルトを大きくすること、グリーンベルトが出っ張る分、安全確保をするということ、止まれや停止線など道路のペインティングをしっかりやり直すことなど、住民の同意がいらず、出来る事をまずやっていくことになりました。次の段階として、時間的通行止めや一方通行を住民のみなさんと相談しながら検討していくこととなりました。少し不便になっても多くの小中学生の安全の確立があがるしくみをつくることが必要だと思います。『歩いて暮らせるまちづくり』すすめていかなければなりません。
Posted by 伊吹達郎 at
23:23
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