
2017年01月25日
文教厚生常任委員会視察(袋井市)

委員長を務める草津市議会文教厚生常任委員会で静岡県袋井市へ健康づくり計画について視察に参りました。
袋井市は、平成5年11月に『日本一健康文化都市』を宣言し、健康意識を高くもちひとりひとりが『心の健康』『からだの健康』『まちの健康』を追求、『住んで良かった』を実感できるまちをめざされています。総合計画にもまちの将来像を「活力と創造で、未来を先取る 日本一健康文化都市」を掲げておられます。また、日本一健康文化都市条例も制定されておられます。
昨年度、総合健康センターの整備を進め、『生活習慣病予防と介護予防により市民がともに進める健康寿命の延伸』というめざす姿の健康づくり計画を策定されておられます。
貯筋運動教室、出前健康教室、健康食の普及、地域健康寺子屋、健康づくりを支える市民の育成、禁煙受動喫煙防止啓発活動など市民のみなさんを中心活動をおこなっておられ、河合楽器と連携したスマホのアプリでの健康ポイント事業や脱メタボ運動教室、日常ながら運動、野菜いっぱい運動、子ども健康教育支援事業、生活習慣病親子教室、事業所健康教室など市が仕掛けるしくみもあり、子どもからおとな、高齢者まで、あらゆる市民を巻き込んだ活動となっています。
取り組みの結果、けんこうづくり活動の活性化、健康意識の向上で85.5%の方が自身の健康づくりに関心のある人となっています。
また、国保特定健診受診率52.9%と4年連続静岡県1位を獲得し、ひとりあたりの国保医療費が県平均より2万円少なくなっています。
これらの活動により、厚生労働省の『健康寿命をのばそう!アワード』で優良賞を生活習慣病予防分野と介護予防高齢者生活支援分野の2部門で受賞され、2部門での入賞は全国初の快挙らしいです。
草津市では昨年『健康都市宣言』したところで只今、計画を策定中です。少しでも先進事例で良いところを取り入れて行きたいと思っています。
Posted by 伊吹達郎 at
23:32
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