
2016年09月20日
台風16号

台風16号は20日午後に滋賀県に最接近し、各地で大雨洪水警報が発令され、甲賀市では午後4時すぎ、土山町と甲賀町の全域など約1万1500世帯、約3万2千人に避難勧告を出しました。また、大津市、草津市、高島市、日野町の4市町でも一部地域に避難準備情報を出しました。
大津市の大戸川に架かる綾井橋では一時的に氾濫危険水位を超え、毎年、氾濫の危険性があり、早急な対応が必要といいながら何年経つのでしょう。

草津市でも、土砂災害警戒区域に避難準備情報を発令いたしました。草津市の土砂災害警戒区域は市の東部のほぼ志津学区に集中しており、山寺町、馬場町、岡本町などの17カ所が指定されています。今回、この地域の18世帯40名の方を対象に志津市民センターへの避難準備情報が発令されました。3年前の大雨特別警報が発令されたときを教訓として、特にこの土砂災害警戒区域おいて、指定するだけでなかなかソフト面が対応できていなかったため、避難の通知方法や避難場所など、実際の避難訓練をしていただきよう一般質問させていただきました。その後、避難訓練などをしていただき、有事のときの対応をしていただいております。備えあれば憂い無し、市内小中学校では暴風警報が出ていない状況でしたが、お昼すぎ、風雨が強まるまでにそれぞれ下校する措置を取ってくれていました。市内の高校では、ちょうど一番風雨が強いときに、傘をさせずに、生徒が戸惑う中、先生がずぶ濡れになりながら、送り迎えの車を交通整理をされていたりしていました。一般質問で何度も言い続け、葉山川など市内河川7カ所に設置いただいた量水標、パトロールの目安となっているようです。これからも台風など秋の雨シーズンです。少しでも被害が少なくなりますよう、日頃の備えが必要です。
Posted by 伊吹達郎 at
23:37
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