
2016年09月09日
特定外来生物オオバナミズキンバイ除去作業

びわ湖の赤野井湾で発見され、以後、大繁殖を続けている外来植物のオオバナミズキンバイやナガエツルノゲイトの絶滅に向けて、IVUSA(国際ボランティア学生協会)が主催し、全国から参加した約400名の学生らによる除去活動が今日から3日間始まりました。この日は、まず、浜大津で開会式があり、その後、4つの現場、グループに分かれ、大津市のびわ湖岸の岩場などで、外来種の水草を根元から引き抜き作業を進めました。オオバナミズキンバイ、ナガエツルノゲイトウはちぎれた小さな茎からも繁殖してしまうため、岩場の間にある小さな茎も見逃さないように作業を行っています。
そのオオバナキンバイなどの除去活動は、IVUSA(国際ボランティア学生協会)が全国の大学生に呼びかけて3年前から毎年実施しているものです。この活動は、明日、明後日、草津市、守山市に場所を移して行われます。県によりますと、びわ湖での繁殖面積は、ことし4月の時点で20万平方メートルと、去年の4倍以上に拡大したということで、県の除去費は当初予算で9600万円計上していましたが、今日発表された補正予算では2億3600万円が追加され、昨年度の6.2倍と予算を大幅に増やし、その対策を強化しています。
Posted by 伊吹達郎 at
23:24
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