
2016年07月28日
ハス消失の調査

日本一規模のハス群生地と知られている草津市の烏丸半島でハスが、毎年、ピンクの花を湖面いっぱいに咲き乱れる季節ですが、今年は、ほとんど姿を消してしまっています。そこで滋賀県と草津市が27日、原因究明のため合同調査を行いました。合同調査では、水深1メートル近くの半島周辺で、4時間かけて茎や根を採取したが、水中は泥が厚く堆積していたそうで、ハスの株が少なく、枯れている根も多かったらしいです。原因として、鳥やカメ、ザリガニなどの食害、過剰な繁茂による成長障害の可能性などが取り沙汰されてきましたが、今回の調査で、食害の跡ははっきり見られなかったとしています。土中の環境が悪化している可能性など、これからも調査を続ける予定で、1日に早い原因追求で、琵琶湖の生態系のバランスの変化を把握し、すべての環境にとって、自然にとって快適な場所となることを期待致します。
Posted by 伊吹達郎 at
23:23
│Comments(0)