
2015年08月26日
草津市29世帯に一時避難勧告

みなさん、強風の被害はありませんでしたか?台風15号は直撃はさけられたものの各地で被害があったようです。草津市においても、台風15号による強風の影響で、建物の塗装工事のために設置された足場が倒れるおそれがあったとして、一時、建物の近くに住む29世帯に避難勧告を出しました。市によりますと、25日午後4時ごろ草津市岡本町の4階建てのビルの入居者から、外壁の塗装工事のために設置された足場が倒れそうだと、市に通報がありました。市が確認したところ、足場を覆うシートが固定されておらず、台風による強風で傾いていたためビルの隣に住む2世帯7人に近くの施設に避難するよう呼びかけました。消防と工事業者が足場を固定する応急処置を行おうとしましたが風のため作業が中断され、草津市は午後8時45分、周辺に住む29世帯に避難勧告を出した上で、直接訪問して避難を呼びかけました。その後工事業者がシートを撤去して足場を固定したため草津市は、安全が確認されたとして、きょう午前1時半、避難勧告は解除されました。けが人や建物の被害はなかったということです。一方、滋賀県や草津市によりますと、災害時に自治体が発表する避難勧告などの情報をテレビやインターネットを通じて一斉に伝える「Lアラート」と呼ばれるシステムでこの情報が発信されず、県が原因を調べています。大事なときに、作動しないのは問題で危機管理しっかりしていただきたいと思います。
また、台風による強風の影響で、JR東海道線は草津と米原の間で、25日午後5時すぎから6時間あまりにわたって上下線とも断続的に運転見合わせとなり帰宅の時間帯と重なって大きな影響が出ました。JR西日本によりますと、台風による強風の影響で25日滋賀県内の各線では断続的に運転を見合わせ、このうち東海道線では草津・米原間の上下線で、午後5時20分ごろから、運転を見合わせました。草津駅で折り返し運転となったため、京都・山科から草津方面の上り線では、折り返し待ちのため駅以外の線路上やトンネルで停車する電車もあったということです。帰宅の時間帯に運転見合わせが続いた影響で、草津駅では上り線の目的地よりも前に途中下車し、家族などに車で迎えに来てもらおうという人たちが大勢で大混雑、車の渋滞もひどかったようです。
東海道線の一部の区間の運転見合わせは6時間あまり続き最終的にすべて運転が再開されたのは25日午後11時半ごろになったということです。
また北陸線も午後7時すぎから26日午前0時すぎまで5時間にわたって米原・長浜間で断続的に運転見合わせとなり、米原では名古屋方面や福井・敦賀方面に行けなくなったおよそ60人が駅構内に停車した電車で一夜を過ごしたということです。一方、台風による強風の影響で、県内では、収穫前の稲が倒れるなど、農業への被害が出ました。滋賀県農政課のまとめによりますと、甲賀市や栗東市など4つの自治体の合わせておよそ14ヘクタールの水田で収穫前の稲が倒れる被害が出たほか、彦根市では、収穫時期を迎えた特産の梨の一部が落下するなどの被害が出ました。
このほか、栗東市や東近江市など9つの自治体で、農業用ハウスのカバーが破れるなどの被害が出ました。
県はさらに調査を続けたうえで、被害状況を把握することにしています。
(NHKHP抜粋)
『2222人との握手』本日は『36』握手、あと『7』握手
Posted by 伊吹達郎 at
23:21
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