
2014年12月10日
くさつ景観グランプリ

景観に配慮した取り組みを表彰する「くさつ景観グランプリ」が初めて開かれ、老舗店の伝統的な意匠や、原色を避けた看板など、6店舗の広告物が選ばれました。大学の有識者らが審査した「歴史的デザイン賞」は、高さ約2・5メートル、幅約1メートルで、酒を絞り出す酒槽(さかぶね)の底板を活用し、醸造する日本酒の銘柄「道灌(どうかん)」と刻んでいる太田酒造の木製看板に決まりました。市屋外広告物条例に基づき本来の配色を変えた「景観協力賞」は、南草津郵便局、関西ケーズデンキ、センチュリー21が受賞し、立命館大と成安造形大の学生が町を歩いて選んだ「これからの草津景観広告賞」は、格子を三味線の形に刻んだ花谷三味線店、ガラス板で酒銘を描いた古川酒造に決まりました。これらは、2012年の市景観計画を受けて、景観保全への関心を高めようとするもので、お隣の大津市に習い、今回、実施されました。草津宿本陣などの旧東海道の電柱地中化の検討も始まりましたが、駅前などの高層マンションの建築は続いています。今年の夏にオープンしたニワタスの建物など、これから市の新しい建物が計画されています。まず、景観に配慮した取り組み市としてどうしていくのか、民間に示すためにも、しっかり統一したものにしていっていただきたいものです。
Posted by 伊吹達郎 at
23:11
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