
2012年11月19日
急がば廻れ
「急がば廻れということは。物毎にあるべき配慮なり」当時、京都に向かうには、矢橋から琵琶湖を船で横断する海路の方が瀬田の唐橋経由の陸路よりはるかに近くて速かったが、比叡山から吹き下ろされる比叡おろしによる危険もあり、江戸時代初期の安楽庵策伝で「やばせの舟は早くとも急がば廻れ瀬田の長橋」と書かれています。「唐橋制すものは天下を制す」その唐橋のたもとに窯がある唐橋焼きにお伺いしました。フクロウをモチーフに琵琶湖ブルーで人気のあるお店です。そこであらためて「急がば廻れ」に出会いました。この度、その語源となった大津と草津が400年を越えてコラボします。

11月24日、アミカホールにて、今年で2回目の開催となる『くさつ景観フォーラム』が開催されます。琵琶湖や比良比叡の山並みなどの雄大な自然景観や、旧街道などをはじめとする歴史的な資源を保全したり、または活かしていくために『くさつ景観百選』に選ばれた魅力的な景観や、これらの景観を守り育むために市内で行われている景観づくり活動の事例に触れながら、景観づくりの意義や大切さについてみんなで考えていこうというものです。大津市長越 直美さんと橋川草津市長が「守り育てよう ひろがり、つながる景観」というテーマで対談するコーナーもあり、コーディネーターは人間文化研究機構長の金田章裕さんです。このほかにも、『くさつ景観スケッチ』作品展示やウォークラリーも同時に開催されます。

ウォークラリーは2コース有り、東海道コースは8:00大津宿跡〜唐橋〜草津宿、中仙道コースは12:00うの家〜草津宿です。こちらも楽しみですね。
今まで政治的になかなか交流がなかった草津市、大津市これを機会に連携がはかれればと思います。特に瀬田地区との連携は必須ですよね!
Posted by 伊吹達郎 at
23:31
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