
2018年10月01日
予算審査特別委員長報告への反対討論
一般質問でもさせていただきました「仮称)草津市第2学校給食センター整備にかかる建設予定地の部分ついて」反対討論を次の通り、明日の本会議でさせていただきます。選択と集中で税金の使い方をしっかりチェックしなければなりません。
議題72号平成30年度草津市一般会計補正予算(第3号)の予算審査特別委員会委員長の委員長報告に対して、(仮称)草津市第2学校給食センター整備にかかる建設予定地の部分ついて、反対する討論をさせていただきます。
この建設予定地は、葉山川と伊佐々川の合流点にあり、洪水ハザードマップにおいて1m〜2m未満まで浸水する危険地域であり、
近くには昔浸水したところ、水に浸かりやすいところとされている場所もあります。
また、5年前の台風18号の時には葉山川の北側の田んぼは稲穂が見えないくらい水没したところでもあります。
このような土地が候補地になることは、避けた方が良いですし、たくさんの所有者がおられ調整が必要な農業用地などを多額の税金を使って、わざわざ購入するより、草津市の持っている土地をしっかり活用する方が良いと思います。
そして、洪水対策として田んぼを埋め立てて盛り土をすると答弁されましたが、そのための多額のコストがアップすること、
水害には強いかもしれませんが、盛り土にすることにより、地震の時に液状化したり、崩れたり新たな危険が発生する可能性もあります。
それと盛り土した給食センターが水没をまぬがれるかもしれませんが、近くにある地域まちづくりセンターや消防分団詰所などの有事の時に稼働しなければならない施設への影響も多大にあると考えられます。
何より盛り土やそのほかの調査などを施さなければならないので、工事の期間の遅れが懸念され、中学校給食のスタートがさらにずれ込むことが心配です。
それに比べて、委員会の中で提案された草津市の所有地である「三ツ池運動公園隣接地」は、以前の候補地のほぼ隣で、新しい給食センターの早期実現を目指すには、最適な土地だと言えます。
まず、ハザードマップで色が塗られてない安全なところであること。
市有地の有効活用として、土地を購入しなくても良いというコスト面。
すでに造成済みで、すぐにでも建設が可能であるいう即効性。
市の中心地で学校への配送が便利なことなどの利便性、
中学校給食の実施が急務とされている草津市にとって、申し分のない条件だと言えます。
委員会の答弁では、芸術文化館や歴史伝統感などの草津市文化芸術機能等施設整備基本計画があるので候補地から除外したとのことでした。
しかし、もともとの(仮称)市民文化の森基本計画は、クレアホールや(仮称)市民総合交流センター出現で、大きく軌道修正を余儀なくされ、事実上、凍結されており、
隣には大きな有機溶剤の工場も誘致し、文化施設を設置する環境も変わりつつあります。
そこで、以前より、提案されているように、文化の継承、縁もゆかりもない三池に文化財に関する施設を作るよりも、
芦浦観音寺周辺や小野山遺跡周辺にそう言った施設を誘致する方が、より文化的価値も上がりますし、集客にも効果的であると考えます。
現在、草津市歴史文化基本構想策定の向けたワークショップが開催されていますが、そう言ったことも含めて、今後、「三池運動公園隣接地」以外のところで文化のゆかりのあるところ進めていかれてはどうかと提案いたします。
今回の建設予定地は、複数の所有者で、各々の契約となるため、土地取得の議決案件として、議会には、上がってこないという答弁でした。
この予算だけを削除した修正案を出せなった今、この補正予算を止めるしか、方法がありません。
ここは、一旦立ち止まって、納税者のみなさんのご理解がいただける、税金の使い方を選択しなければならないと思います。
ハザードマップで危険とされている大きな川の合流点の田んぼなどを、多額の税金を使って購入し、さらに税金と時間を費やして、造成して、盛り土して建設するよりも、
凍結されている計画を変更するだけで、早期完成も可能な、すでに造成されている安全で、しかも利便性の良い、市有地の有効活用する方が、市民の皆さんのご理解をいただけるものと確信したします、
大切な子供たちの安全で美味しくてあったかい給食を、安全で、有事の時にも役割を果たせるような公共施設である
素晴らしい給食センターによる、中学校給食復活の早期実現のためにも、建設予定地の変更を提案いたします。
私は、40年前、松原中学校で中学校給食を食べて育ちました。今の子供たちにも、1日も早く、中学校給食が食べられることを望みます。
これで討論を終わります。ご検討をよろしくお願いいたします。
議題72号平成30年度草津市一般会計補正予算(第3号)の予算審査特別委員会委員長の委員長報告に対して、(仮称)草津市第2学校給食センター整備にかかる建設予定地の部分ついて、反対する討論をさせていただきます。
この建設予定地は、葉山川と伊佐々川の合流点にあり、洪水ハザードマップにおいて1m〜2m未満まで浸水する危険地域であり、
近くには昔浸水したところ、水に浸かりやすいところとされている場所もあります。
また、5年前の台風18号の時には葉山川の北側の田んぼは稲穂が見えないくらい水没したところでもあります。
このような土地が候補地になることは、避けた方が良いですし、たくさんの所有者がおられ調整が必要な農業用地などを多額の税金を使って、わざわざ購入するより、草津市の持っている土地をしっかり活用する方が良いと思います。
そして、洪水対策として田んぼを埋め立てて盛り土をすると答弁されましたが、そのための多額のコストがアップすること、
水害には強いかもしれませんが、盛り土にすることにより、地震の時に液状化したり、崩れたり新たな危険が発生する可能性もあります。
それと盛り土した給食センターが水没をまぬがれるかもしれませんが、近くにある地域まちづくりセンターや消防分団詰所などの有事の時に稼働しなければならない施設への影響も多大にあると考えられます。
何より盛り土やそのほかの調査などを施さなければならないので、工事の期間の遅れが懸念され、中学校給食のスタートがさらにずれ込むことが心配です。
それに比べて、委員会の中で提案された草津市の所有地である「三ツ池運動公園隣接地」は、以前の候補地のほぼ隣で、新しい給食センターの早期実現を目指すには、最適な土地だと言えます。
まず、ハザードマップで色が塗られてない安全なところであること。
市有地の有効活用として、土地を購入しなくても良いというコスト面。
すでに造成済みで、すぐにでも建設が可能であるいう即効性。
市の中心地で学校への配送が便利なことなどの利便性、
中学校給食の実施が急務とされている草津市にとって、申し分のない条件だと言えます。
委員会の答弁では、芸術文化館や歴史伝統感などの草津市文化芸術機能等施設整備基本計画があるので候補地から除外したとのことでした。
しかし、もともとの(仮称)市民文化の森基本計画は、クレアホールや(仮称)市民総合交流センター出現で、大きく軌道修正を余儀なくされ、事実上、凍結されており、
隣には大きな有機溶剤の工場も誘致し、文化施設を設置する環境も変わりつつあります。
そこで、以前より、提案されているように、文化の継承、縁もゆかりもない三池に文化財に関する施設を作るよりも、
芦浦観音寺周辺や小野山遺跡周辺にそう言った施設を誘致する方が、より文化的価値も上がりますし、集客にも効果的であると考えます。
現在、草津市歴史文化基本構想策定の向けたワークショップが開催されていますが、そう言ったことも含めて、今後、「三池運動公園隣接地」以外のところで文化のゆかりのあるところ進めていかれてはどうかと提案いたします。
今回の建設予定地は、複数の所有者で、各々の契約となるため、土地取得の議決案件として、議会には、上がってこないという答弁でした。
この予算だけを削除した修正案を出せなった今、この補正予算を止めるしか、方法がありません。
ここは、一旦立ち止まって、納税者のみなさんのご理解がいただける、税金の使い方を選択しなければならないと思います。
ハザードマップで危険とされている大きな川の合流点の田んぼなどを、多額の税金を使って購入し、さらに税金と時間を費やして、造成して、盛り土して建設するよりも、
凍結されている計画を変更するだけで、早期完成も可能な、すでに造成されている安全で、しかも利便性の良い、市有地の有効活用する方が、市民の皆さんのご理解をいただけるものと確信したします、
大切な子供たちの安全で美味しくてあったかい給食を、安全で、有事の時にも役割を果たせるような公共施設である
素晴らしい給食センターによる、中学校給食復活の早期実現のためにも、建設予定地の変更を提案いたします。
私は、40年前、松原中学校で中学校給食を食べて育ちました。今の子供たちにも、1日も早く、中学校給食が食べられることを望みます。
これで討論を終わります。ご検討をよろしくお願いいたします。
Posted by 伊吹達郎 at
23:19
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