
2016年08月20日
第6回マザーレイクフォーラムびわコミ会議

第6回マザーレイクフォーラムびわコミ会議に参加してきました。
この会議は、母が初代会長で、はじめたもので、琵琶湖の環境を考えるグループや個人が集る有意義なミーティングです。
特に今回は、草津市烏丸半島の日本最大級のハス群生地が崩壊という異常がおこっているので、毎年恒例の「琵琶湖ナウ」という琵琶湖の状況の報告をしっかり聞きに参りました。

いろいろな報告のあと、ハス群生地の異常ということで、滋賀県琵琶湖環境科学研究センターの方から報告がありました。アカミミガメやザリガニ、オオバン等の水鳥が食べたんじゃないかと言われていましたが、実際に潜ってみても、なかなか直接の原因がわからない。原因解明には、もう少し時間がかかりますとのことでした。漁師さんからも、湖魚が通年、今頃は、湖岸に寄ってくるのだが、なかなか湖の深いところから、動いてきていないとの状況報告や例年に比べて水草の繁茂が少ないなどの異常が伝えられました。鮎の産卵への鹿などの獣害の影響やニゴロブナの微増などの詳細のデータも披露されました。環境に対して活動している、様々なグループや個人が集って、いろいろな意見交換や交流が行われました。琵琶湖について考える良い1日となりました。
Posted by 伊吹達郎 at
23:27
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