
2013年12月26日
近江大橋無料化スタート

大津市と草津市を結ぶ近江大橋有料道路が26日午前0時から無料になりました。これまで、普通車150円、軽自動車100円などの通行料金が徴収されていました。建設費は償還されたのかもしれませんが、今後、近江大橋の舗装や維持管理費等は、別会計から負担されるようになります。アクセス道路の整備等まだまだ環境がと整わないうちの無料化に、大津市を除く近隣市長は、懸念を示し、利用者負担継続の要望を県に提出し、国も無料化ありきではないという意向もありましたが、今回の無料化に踏み切りました。また、昨日、午後10時ごろから上下線の料金所ブースを1ヵ所ずつに減らして看板などの撤去作業が行われましたとのことです。いつも通りに止まって料金を支払おうとしたなどFBなどで取り上げられていましたが、大きな混乱はなかったようです。なお県では、無料化により近江大橋の交通量はこれまでの1日3万1000台から4万8000台と約1.6倍に増加すると見込んでいる一方で、近江大橋の南側にある国道1号の「瀬田川大橋」や「瀬田の唐橋」では、交通量が2割程度減ると予測されています。通行する方にとっては、無料化は確かにうれしいところですが、財政が厳しいおり、受益者負担してもらい、その分の税金は、別の用途に利用するという近隣市長らが訴えるやり方もあるのかもしれませんね。一度無料にしてしまうと、もう後戻りできません。ドル箱路線だけに「もったいない」気もします。
Posted by 伊吹達郎 at
23:03
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