
2013年05月20日
丸亀市(香川県)視察
香川県丸亀市を訪れ、商店街活性化事業や「カマタマーレ讃岐」への関わり方などについて意見交換して参りました。丸亀市においては、駅前を中心に多くのアーケードが並び商店街が形成されています。「まちの駅」として秋寅の館を開設し、歴史的建造物の保存と丸亀の情報発信吉や観光客の休憩所として活用したり、商店街活性化事業として「みたからい市」を毎月第四土曜日に開催し、商店街に少しでも足を運んでもらおうと地元の方々が知恵を絞り出して活動されています。また、地元グルメとして「讃岐うどん」はもちろんですが「骨付鳥」も有名で「うどん県骨付鳥市」として売り出し方法も興味深いところです。良い器をつくる事も必要かもしれませんが、このような仕掛けや取り組みが大切であることを痛感しました。
高松市にあると丸亀市を中心に香川県全県をホームタウンとする「カマタマーレ讃岐」、ホームスタジアムは丸亀市の香川県立丸亀競技場および高松市の香川県営サッカー・ラグビー場です。現在、JFL・日本フットボールリーグの首位を走っています。いくら勝っていっても、観客動員が厳しいようです。現時点の平均入場者数は1300人と、昨シーズンに比べて約1000人少なくなっています。J2昇格には平均で3000人に達成することが必要で、ホームゲームの告知になどいろいろな手段で観客動員を考えておられます。スポンサーや入場料の収入が集らず、累積赤字も7400万円となっており、その改善のため、今年の夏迄に1億円の増資や経営改善をする計画だそうです。昨年、財務面の改善が見込まれない事からシーズン途中でJ2昇格に必要なJリーグの「クラブライセンス」の申請を取り下げましたが、今シーズンこそ、J2に昇格するため、後援会の会員や入場料収入の増加を目指し、予定通り6月末に申請するということです。チームもこのまま勝ち続けて、いい結果がでるように祈ります。
Posted by 伊吹達郎 at 23:27│Comments(0)