
2012年11月25日
「滋賀の医療福祉を守り育てる」県民フォーラム
今日は平井西町は行事だらけ、朝から一斉清掃で会議、お昼からは三町合同の防災訓練がありました。まあ天気も良くみなさんお疲れ様でした。

「滋賀の医療福祉を守り育てる」県民フォーラム記念講演がピアザ淡海があり参加しました。事前申込が多数で断っていると聞いていましたが当日受付もキャンセル待ちという形で多くの方が並んでられました。会場は満員で前から3列目にポツンと空いていたので特等席で見る事ができました。記念講演では鎌田實氏のお話、最初から涙がボロボロだったり、笑ったり、何回繰り返したかわかりません。素晴らしい講演でした。チェリノブイリや東日本大震災での被災者支援を通じて地域医療の大切さを学びました。
その後は、看取り劇場「また逢う日まで〜いろんな看取りのかたち〜」で大いに笑いながら終の住み処をどこにするのか?人生の最期をどのように迎えるのか?さまざまな看取りのかたちがあるということ、自分や家族の生き方、最期の迎え方について考えさせられました。この劇には小中学校の同級生が出演し、嘉田知事も天使で競演なので楽しみにしていましたが、劇団のように完成度も高く、アドリブも効いて感動しました。楽しみながら、みんなで学べる素晴らしいフォーラムに参加できてしあわせでした。県民の約半数の方が自宅での看取りを希望されていますが実際には8割の方が病院で亡くなられている現状で、少子高齢化が進む中、年々高齢者は増加しそれに伴い死亡者も増加しており、地域に持ち帰り、県民ひとりひとりが自ら学び、理解し行動に移していかなければなりません。そこで11月を「滋賀の医療福祉を守り育てる月間」を制定するよう提案がされました。地域医療福祉、避けては通れない大事な課題です。まずは気運の醸成を!

Posted by 伊吹達郎 at 23:30│Comments(0)