
2012年11月23日
秋の芦浦観音一般拝観
年2回しかない草津市観光ボランティアガイド主催の芦浦観音寺の一般拝観に行って参りました。芦浦観音寺は近江の正倉院とも呼ばれており、草津市の宝箱です。国指定重要文化財の阿弥陀堂、書院をはじめ絵画や彫刻の重文があり、工芸品、書蹟等を含めるとほんとに多くの文化財の宝庫です。

重要文化財の阿弥陀堂。素晴らしい屋根の曲線美が印象的で現在阿弥陀如来立像は琵琶湖文化館に預託されているそうです。

同じく重要文化財の書院は野洲の永原御殿を移築されたものだそうです。

聖天堂の鬼瓦と板塀にある聖天さまの好物とされている彫刻物は何年たっても立派です。

本年、新しくなった本殿でもボランティアガイドさんのおもしろいお話で拝観者の笑い声が聞こえていました。

また、境内ではお茶席や謡曲、南京玉すだれなど芸達者なボランティアガイドのみなさんが拝観者を楽しませてくださっていました。
天気も悪く足下の悪い中でも、ほんとに多くの拝観者が切れ目なく次々と来られてました。
実は、本来あるべき貴重な文化財はほとんどここにはなく、盗難を含めて維持、管理が出来ないと言うことで、各地の博物館に預託されているそうでここの地で見られないのは本当に残念です。このおもむきのある芦浦の地に収蔵庫をつくり、重文の阿弥陀如来立像などを集めて現地で見学できるようになれば良いと思います。

境内には雪が舞っているように雪の妖精とされる「雪虫」がひらひらと神秘的に舞っていました。北国ではこの雪虫が舞うようになると雪が降り始めるそうです。阿弥陀堂の焦げ茶色、紅葉の赤色、苔の緑色、雪虫の白色、ボランティアガイドのジャンパーの黄色の素晴らしいコントラストが美しく、秋のひとときを堪能いたしました。次回の5月の連休かな?新緑も良いですよ!

重要文化財の阿弥陀堂。素晴らしい屋根の曲線美が印象的で現在阿弥陀如来立像は琵琶湖文化館に預託されているそうです。

同じく重要文化財の書院は野洲の永原御殿を移築されたものだそうです。

聖天堂の鬼瓦と板塀にある聖天さまの好物とされている彫刻物は何年たっても立派です。

本年、新しくなった本殿でもボランティアガイドさんのおもしろいお話で拝観者の笑い声が聞こえていました。

また、境内ではお茶席や謡曲、南京玉すだれなど芸達者なボランティアガイドのみなさんが拝観者を楽しませてくださっていました。
天気も悪く足下の悪い中でも、ほんとに多くの拝観者が切れ目なく次々と来られてました。
実は、本来あるべき貴重な文化財はほとんどここにはなく、盗難を含めて維持、管理が出来ないと言うことで、各地の博物館に預託されているそうでここの地で見られないのは本当に残念です。このおもむきのある芦浦の地に収蔵庫をつくり、重文の阿弥陀如来立像などを集めて現地で見学できるようになれば良いと思います。

境内には雪が舞っているように雪の妖精とされる「雪虫」がひらひらと神秘的に舞っていました。北国ではこの雪虫が舞うようになると雪が降り始めるそうです。阿弥陀堂の焦げ茶色、紅葉の赤色、苔の緑色、雪虫の白色、ボランティアガイドのジャンパーの黄色の素晴らしいコントラストが美しく、秋のひとときを堪能いたしました。次回の5月の連休かな?新緑も良いですよ!
Posted by 伊吹達郎 at 23:39│Comments(0)