
2012年06月13日
旧草津川跡地を関西最大規模庭園•防災拠点にと報道
今日は14時から草津川跡地計画検討委員会が開催されました。傍聴される方も多く、注目されているのだなあと改めて思いました。今日で6回目の会合です。緑軸「ガーデンミュージアム」、防災拠点にとしてほぼ計画がかたまってきました。委員の中からは、「こまかい点では、ひとりひとりいろんな思いがあるが、ここまで来たら、この計画をいかにして理解をしていただくか!いかに計画を実行するか!決意していただかなければならない時期にきている」との発言も。
私が初当選させていただいた初議会で提案させていただいた「ガーデンシティ草津の森」構想が少しずつ進めていただきたいですね!

杉江市議から「NHKおうみ610で旧草津川跡地のことしはるで!」と教えていただきました。ありがとうございました。その中では「関西最大規模の庭園•防災拠点」と紹介されていました。
関西最大規模というぐらいなので、まちなかから琵琶湖までの連続性が不可欠です。一部は堤体を取り除く可能性もあるとしていますが、他にはない、オリジナルティあふれるところとするなら、天井川をわざわざ取り除くことはナンセンスで、庭園は寸断されますし、まちなかから琵琶湖までの連続性がなくなり、今のように景色を見ながら走ったり、歩いたり出来なくなります。車が入って来ない、大きな災害のときに人々が安全に集まり、移動出来る空間をしっかり確保してほしいものです。関西最大規模の緑軸を貫いてほしいと思います。
【2011年10月議会議事録抜粋】
ガーデンシティー「草津の森」構想について申し上げます。
東にはロクハ公園、立命館大学から平地には葉山川、旧草津川、伯母川、新草津川、狼川、西には田園、畑、そして琵琶湖岸へと続いております。また、烏丸半島には日本でも珍しいハスの大群生地など、草津市立水生植物園があります。また、要所には鎮守の森と言われるものをあわせて、草津全体として緑の計画、ガーデンシティ「草津の森」構想を打ち立て、エコタウン日本一を標榜し、強いメッセージを市民の皆さんはもとより、全国的に伝えてはどうかと考えます。川としての役割は終わりましたが、101年の桜並木など、先人たちが守り続けてきた草津のど真ん中にあるこのすばらしい堤防を、そのシンボルとして、旧草津川跡地利用を日本でも珍しい市民の憩いの場として、日本一の草津天井川公園として活用してはどうかと考えます。
また、緑の計画では、5,000本の植樹と聞いていますが、ガーデン「草津の森」として、花壇やコスモス畑、野菜の花畑などもあわせて、市民皆さんが持ち寄って「市民一本の植樹」を目指してはどうかと思います。草津市全体の目指す草津を教えていただけたら、ありがたいと思います。
<答弁>
ただいま議員の御提言をいただいております緑の計画「草津の森」構想についてでございますが、「第2次緑の基本計画」では、草津市域を「水辺と田園のみどり」、「まちなかのみどり」、「山手丘陵地のみどり」、その三つのゾーンに分けさせていただいておりまして、これらを結ぶ軸として「みどりのみち」、「水のみち」を位置づけております。これをみどりの将来像として、「草津の森」構想という内容も含むものと考えているところでございます。
また、御提案の旧草津川の跡地利用として「日本一の草津天井川公園」として活用してはどうかとの御質問についてでございますけれども、草津川跡地利用基本構想の中で、琵琶湖と市街地を結ぶ緑軸として、市民の生活に潤いや安らぎを与える空間整備が位置づけられており、天井川であった歴史性を生かし、今年度の草津川跡地利用基本計画の策定を現在進めさせていただいているところでございます。
また、花畑などもあわせて、「市民一本の植樹」を目指してはどうかのとの御提案につきましてでございますが、「第2次緑の基本計画」では、花と緑のまちづくりを推進したいとの願いから、市民一人一人の意識を高める緑化の目標といたしまして、市内5万世帯に1世帯当たり1本の緑化、つまり10年間で5万本、1年間で5,000本を目標として設定をいたしております。
このことは、「草津の森」と相通じるものであろうかと思いますし、花や緑を含めまして考えておりまして、また市が配布をさせていただいて市民の方々が植栽をするものや、開発事業などで植栽をしていただくものなどを集計させていただいて設定をしておりまして、そのことで御理解を賜りたいと思います。
Posted by 伊吹達郎 at 23:40│Comments(0)