プロフィール
伊吹達郎
伊吹達郎
第69代草津市議会議長、第61代草津市議会副議長、草津市議会議員(4期)、プロジェクトK代表、文教厚生常任委員会委員長、産業建設常任委員会委員長、予算審査特別委員会副委員長、都市再生特別委員会副委員長、ゼロカーボンシティ特別委員会委員長、議会運営委員会委員、旧草津川跡地対策特別委員会委員、草津市議会ICT推進検討部会長、理学修士、国会議員公設秘書、博物館学芸員、琵琶湖博物館フィールドレポーター、草津川を守る会事務局長、草津市PTA連絡協議会会長、石山高校同窓会会長、社会福祉法人良友会評議員、岡山理科大学水質管理センター•環境資源研究センター研修生、土山マラソン•マキノ栗マラソン•琵琶湖レイクサイドマラソン出場、草津市軟式野球連盟早朝部会ジェネラルマネージャー、『江州ベースボールクラブ』代表監督兼選手、『笠縫東ヤンキーススポーツ少年団』学童野球指導者 草津市水泳連盟理事長
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2012年03月23日

ヤクルトレディ

ヤクルトレディ



埼玉県入間市・小谷田の住宅でおよそ10日間分の新聞がたまっているのを不審に思ったヤクルトの女性販売員が交番に届け出ました。警察が駆けつけたところ、部屋の1階で75歳の女性が死亡しているのが見つかり、一緒に住む重い障害を患っていた女性の二男(45)が無事に保護されました。
通報したヤクルト販売員・田中加奈子さんは「先々週、お母さんに会ったとき、顔色がすぐれず、体調が悪いと言っていた。きのう新聞受けに新聞がたまっていたので通報した」と言っていました。
女性は病死とみられていて、二男は女性に介護されていましたが、保護されたことで、その後、病院に運ばれたということです。狭山警察署と地元のヤクルト販売店は、先月の10日に入間市内のヤクルト販売会社と協定を結び、防犯チラシを配布したり、異常があれば通報してもらう取り決めをしていました。同署は、放置すれば男性が餓死する可能性があったとみており、佐々木幸副署長は「通報してくれたため、男性が亡くなる最悪の事態を免れた」と話していました。担当地域に毎日商品をお届けしているヤクルトレディは、地域のすみずみにまで目が届くことから、各地の警察等と連携して地域の安全・安心へのお手伝いをされている活動が改めて評価されたところです。

ヤクルトレディが商品をお届けしながら、独り暮らしのお年寄りの安否を確認したり、話し相手になるという活動『愛の訪問活動』は、1972年から続けられています。
この活動は、福島県郡山市の一人のヤクルトレディが、誰にも看取られることなく亡くなった独り暮らしのお年寄りの話に胸を痛め、担当地域に暮らしている独り暮らしのお年寄りに自費で「ヤクルト」をお届けしたことが始まりです。
この活動に販売会社や地域の民生委員の方々が共鳴し、さらには自治体をも動かして全国的に広がっていきました。「愛の訪問活動」は、ボランティア活動に携わる方々や行政からも非常に高い評価をされており、1991年には、経済広報センターから「優秀企業広報特別賞」を、1994年には「ボランティア功労賞」として厚生大臣(当時)の表彰を受けています。

ヤクルトレディと警察の迅速な行動で最悪の事態を回避することができました。
地域の連携、声をかけることの大切さをあらためて思いました。


Posted by 伊吹達郎 at 23:31│Comments(0)
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