プロフィール
伊吹達郎
伊吹達郎
第69代草津市議会議長、第61代草津市議会副議長、草津市議会議員(4期)、プロジェクトK代表、文教厚生常任委員会委員長、産業建設常任委員会委員長、予算審査特別委員会副委員長、都市再生特別委員会副委員長、ゼロカーボンシティ特別委員会委員長、議会運営委員会委員、旧草津川跡地対策特別委員会委員、草津市議会ICT推進検討部会長、理学修士、国会議員公設秘書、博物館学芸員、琵琶湖博物館フィールドレポーター、草津川を守る会事務局長、草津市PTA連絡協議会会長、石山高校同窓会会長、社会福祉法人良友会評議員、岡山理科大学水質管理センター•環境資源研究センター研修生、土山マラソン•マキノ栗マラソン•琵琶湖レイクサイドマラソン出場、草津市軟式野球連盟早朝部会ジェネラルマネージャー、『江州ベースボールクラブ』代表監督兼選手、『笠縫東ヤンキーススポーツ少年団』学童野球指導者 草津市水泳連盟理事長
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2012年01月12日

ガンバレ『いぶき』!

ガンバレ『いぶき』!


みなさん『いぶき』が地球のまわりを飛んでいることをご存知ですか?
地球観測衛星のひとつである温室効果ガス観測技術衛星 『いぶき』(GOSAT): Greenhouse gases Observing SATelliteは、二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスを宇宙から観測する世界で初めての人工衛星で、地球上で排出されたり吸収されたりする様子を観察でき、文字通り、地球の息吹を知ることができる衛星なのです。
『いぶき』は、京都議定書の第一約束期間(2008年~2012年)における地球上の温室効果ガス濃度分布の測定と、長期的な気候変動予測に必要なデータの取得のために開発されました。
天気予報でお馴染みの気象衛星「ひまわり」は高度3万6000kmの地点で、赤道上空を東西方向に周回し、地上からは止まって見えるため、静止衛星と呼ばれていますが、実際には地球の自転と同じ、1日に1周の速さで回っています。一方、『いぶき』は気象衛星に比べて地球にかなり近く、高度666kmの宇宙空間を、南北に回る極軌道で高速で周回しています。地球を1周するのにかかる時間はわずか100分で、1日に14周するようです。観測地点は地球全体で56,000箇所、これは従来の地上観測点の約150倍以上にもなっています。

環境省は来年度から、宇宙航空研究開発機構(JAXA)や国立環境研究所と共同で、世界で唯一の温室効果ガス観測技術衛星『いぶき』の後継機開発に着手、16年の打ち上げを目指すことを発表しました。いぶきでもある程度、実際の排出量は分かりますが、国ごとの排出量まで把握するのは難しかったようで、より精密になる後継機は、面積が「大陸のように」広い国なら把握が可能。米中など大排出国の排出量が正確か、宇宙から検証できるほか、南米アマゾンやアフリカのコンゴ盆地などの熱帯雨林の吸収能力低下などの「異変」もいち早く察知できるようになるらしいです。
『いぶき』の成功を受け、米国は13年、中国は15年、EUも18年に同様の衛星を打ち上げる。環境省は「各国と協力して温暖化対策に役立つデータの提供を続けていきたい」と話しています。

現在、いぶきの運用は順調ですが、設計上の耐用年数は5年。未来の子どもたちのためにも、しっかり、頑張って情報を送り続けて欲しいものです。ガンバレ『いぶき』!




Posted by 伊吹達郎 at 23:39│Comments(0)
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