
2011年11月10日
約束
11月4日、第6回マニフェスト大賞授賞式にて草津市の『市民によるマニフェスト検証大会実行委員会』が最優秀マニフェスト大賞に輝き、本日、市役所で記者会見を開きました。受賞理由は、青年会議所、NPOなど市民団体と一般市民が有機的に集り、草津市においてマニフェスト型公開討論会•検証大会の開催継続とその評価、検証の制度の高さがあげられています。
『マニフェスト』とは、日本では『政権公約』『選挙公約』など有権者団との契約と言われています。例えば、『選挙公約』とは、選挙の立候補者が当選後に実施すると有権者に約束する事柄です。
そのマニフェスト、いわゆる『約束』を守っているかどうか?議員として、それを検証する役割は大きいと再認識をしております。実際は、法的拘束もないので、選挙目的に利用されている印象が増えてしまっていることが残念です。
今日、TPP交渉参加を表明することを約束していましたが、明日に先送りする。
首相の言葉の重みが、ことごとくなくなっていく気がします。
政治へ期待感が薄れ、不信感がどんどん増していくような気がします。
政府与党がことごとく約束を破る中、この2年間、重要課題を次々に『先送り』し、首相を3人も変えて延命し、国内では通用しますが、外交問題は待ってはくれません。TPPにしても以前からわかっていたことで、あれだけたくさんの国会議員をかかえているのだから、与党だったら分担してしっかり情報を集めて議論しておかなければならないことです。この2年間、どんな課題おいても意見がバラバラで個人の主張を勝手に直接、国民に伝えることなど、なんのために選挙をしているのかわかりません。もっともっとしっかり与党内で議論して、政党、党員の一員だという意識で、その枠内で、そういう交渉力もしっかりつけてもらいたいですね。
そして、各国が有意義なおつきあいができるように、日本の代表として、しっかり国外では議論をかわしてきていただきたいものです。
Posted by 伊吹達郎 at 23:38│Comments(0)