
2017年01月12日
湖南広域行政組合議会研修

草津市守山市栗東市野洲市でつくる湖南広域行政組合議会研修。
し尿処理などをしている環境衛星センターは16年が経ち老朽化が進む一方、処理量の減少により今後の施設のあり方について検討を進めているところです。そこで、広島県福山市汚泥再生処理センター『Hits箕沖Aqua』を訪問し、最新施設及び運営方法などを湖南広域行政組合議会議員として視察しました。

修士論文は微生物の集合体である活性汚泥の窒素リンの基礎的代謝などスーパー活性汚泥の開発、バクテリアの研究をしていたので、久しぶりにわくわくしました。
余剰汚泥、凝集汚泥は電気浸透式で脱水され、含水率67%のスーパーフレークになり、助燃剤として、ゴミ焼却場で全量使用されてるとのことです。
また、硝化脱窒が一槽で行われることも、大学の環境資源研究センター研修生ころに比べると驚くことばかりでした。

やはり、最新施設では、最先端の技術で、ほぼ生物処理され、汚泥分離に電気処理されていているなど化学的処理の割合は減少していました。
排出される汚泥の処理はどことも、懸案事項ですので、参考になりました。
Posted by 伊吹達郎 at 23:20│Comments(0)