
2016年11月08日
鳥取中部地震草津市派遣職員報告

鳥取中部地震災害派遣のため、11月1日に出発式をして見送った草津市職員のおふたりがこのたび、職務を終えて戻って参りました。
最大震度6弱を観測する地震が発生した鳥取県倉吉市で、家屋の被害調査にあたっていただき、本日、その現地での支援活動や被災地の状況を市長に報告されました。草津市は、今月2日から6日まで、「り災証明書」の発行に必要な家屋の被害調査を支援するため、倉吉市に税務課の職員2人を派遣していました。おふたりの報告では、まず、壁や基礎の部分にひびが入ったり、屋根瓦が落ちそうになったりして、ブルーシートをかけたままの建物が、依然として多いことが説明され、多くの被災者が、建物や今後の生活について不安を感じていることが報告されました。

これに対し、橋川市長は、「住民の不安をいち早く取り除くことが重要だとよく分かった。今後の防災対策に生かしたい」と応じ、派遣職員のおひとりの税務課の岩本宏幸さんは、「不安を感じている住民が多いので、今後も住民に寄り添った支援をしていく必要がある」と話していました。
5日間、余震の残る中、本当にお疲れ様でした。
この経験を、草津市の防災、減災にも活かしていただきたいと思います。
なお、滋賀県では、草津市以外にも、大津、彦根、湖南、東近江の各市と多賀町が、鳥取の被災地に職員を派遣して支援などを行っています。わたしの両親の故郷の地震災害のため、心から感謝申し上げます。
(NHKHPより)
Posted by 伊吹達郎 at 23:41│Comments(0)