
2016年04月20日
教員採用試験

草津市は爽やかな青空でした。
子どもは地域の宝です。その子どもたちの教育は大切で、教員の果たす役割が重要となってきています。その採用の要綱が本日発表されました。ひとりでも多くの素晴らしい先生が誕生し、子ども達の育成を担っていただきたいものです。
滋賀県ではベテラン教員の大量退職に加え、他県に比べて児童数の減少が緩やかなために、2015、16年度の公立小中高校などの採用試験合格者数はそれぞれ過去10年で最多の499人にのぼるなど、新規教員の大量採用が続いています。一方、志願倍率の低下が目立ち、特に小学校はここ3年、2・7倍前後で、滋賀県教育委員会が一つの基準とする「3倍」を切っている状況だそうです。
そこで、県教委は、2017年度の教員採用試験を前年より9日早い7月9日から始めることを発表し、日程を前倒して優秀な人材の確保に努めるとともに、これまで日程が重複していた近隣の京都や大阪との試験日をずらして併願できるようにしました。また、これらをPRするためにパンフレットも復活させました。
2017年度の公立学校教員採用試験の実施要項では、
(1)出願する校種と同じ校種の県内の公立学校で、11年度以降に3年以上常勤講師を務めた人は、今回から1次の一般教養・教職教養試験を免除する。
(2)20年度から開始予定の小学校の英語教科化を見据え、中学または高校の外国語免許を持つ小学校教諭出願者は1次試験で10点加点する。
(3)障害のある人もない人も共に地域で学ぶ「インクルーシブ教育」を推進するため、特別支援学校教諭の免許を持つ小中学校の各校種希望者は1次で5点加点する。
先生ばなれとも言われるこの時勢、保育士の確保が叫ばれる中、学校の教員も優秀な人材確保に、各地域とも必死で、子ども達の教育について、良い環境を作っていくことは、急務であり、本当に、先生とよばれるに相応しい人材育成が必要だと思います。
Posted by 伊吹達郎 at 23:17│Comments(0)