
2015年04月21日
全国学力テスト

全国の小学6年生と中学3年生を対象にした「全国学力テスト」が一斉に行われました。前年度の滋賀県は小学校が46位、中学校が33位、総合で44位と47都道府県内で下位に低迷しています。滋賀県内では小学6年生、それに中学3年生のそれぞれおよそ1万3500人が国語と算数・数学に加えて3年ぶりに実施される理科のテストに臨みました。それぞれの科目に基礎的な学力をみる問題と知識を実際の生活で活用する力を問う問題があり、テストにあわせて、子どもたちの学習意欲や生活習慣を問う調査も行われ、学力と合わせて分析が行われます。テスト結果は、ことし8月に公表される予定です。全国学力テストの取り扱いが取りざたされている中、大阪府の教育委員会は、来春の公立高校の入試から5段階評価の内申点について、これまでの相対評価から、絶対評価に切り替え、その際、学校の基準によって、内申点がばらつかないよう、客観的な物差しとして、学力テストの活用を決めたそうです。もちろん学力の向上もそうですが、学習意欲や生活習慣など、地域の宝である子ども達の心身ともに健全な成長を期待するところです。
Posted by 伊吹達郎 at 23:22│Comments(0)