
2014年05月02日
自転車同士衝突事故で重体
5月は自転車安全利用月間となっています。その初日の朝、草津市野村8丁目の市道の交差点で、72歳の女性が乗った自転車と、草津市内の高校に通う16歳の女子高校生が乗った自転車が出合い頭に衝突し、72歳の女性が頭を強く打つなどして意識不明の重体となっています。現場は交差点沿いに駐車場があり、事故当時は駐車中の車で見通しが悪かったということです。草津市では、自転車の安全で安心な利用の促進に関する条例の制定を進めており、先日の産業建設常任委員会でもヘルメットの着用の議論があったように、このようなニュースを聞くと交通弱者へのヘルメット着用の必要性が浮かびあがってきます。13歳未満の子どもについて道交法規定しています。保護者は、児童又は幼児を自転車に乗せる時は、ヘルメットをかぶらせるように努めなければなりません。(道路交通法63条の11)また、高齢者の家族は、その高齢者に対しヘルメットの着用を助言するように努めなければならなよう条例で規定している地域もあります。スポーツ自転車も多く、ものすごいスピードで走り抜けて行く自転車もあります。これから、少子高齢化がどんどん進み、歩いて暮らせるまちづくりを進めていく上で、自転車の役割は大きく、子どもはもちろんですが、歩けないから自転車に乗るという高齢者もたくさんおられます。まずは、安全で安心な利用を進めていかなければならないと思います。自転車の安全県警のまとめによりますと、今年に入ってから4月末までに、県内での自転車同士の事故は4件発生していて、5人がけがをしています。
Posted by 伊吹達郎 at 23:24│Comments(0)