
2013年01月16日
冬の使者

http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20130116/CK2013011602000015.html
今シーズンなかなか草津湖岸でコハクチョウに会えないなあ!と思っていたら、今朝の中日新聞に関連記事が掲載されていたので引用させていただきます。
今日から草津市水生植物園みずの森で写真展「冬の使者」が始まりました。19、20日には日本白鳥の会の全国大会が草津市で開催されます。コハクチョウを通じて環境のこと、くらしのこといろいろ考えてみる機会にしてみませんか?
(中日新聞ホームページより)
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20130116/CK2013011602000015.html
越冬のために草津市志那町の琵琶湖岸に飛来するコハクチョウの数が今季、激減していることが、地元の環境ボランティア「草津湖岸コハクチョウを愛する会」の調べで分かった。十五日までの累計が七羽、個体数は二羽にとどまっている。十九、二十日には市内で、全国の愛好家でつくる「日本白鳥の会」の全国大会がある。愛する会の関係者は「大会の年に少ないのはショックだが、全国の人に現実を見てもらう機会にしたい」と話している。
愛する会によると、市内に飛来するのは毎年十一月下旬~二月末だが、今季初めて確認されたのは昨年十二月三十日。くちばしの形や顔などで個体を識別している。二〇〇一年の観測以来、ピークは〇五~〇六年シーズンで、延べ約五千四百羽。一日に最大百四十羽を見られたという。
しかし〇八年度から始まった県によるヨシの造成工事期間が、飛来時期と重なったことや、琵琶湖の水位を高く管理したため湖底の水草にくちばしが届かなくなったことなどを原因に減少。一一~一二年シーズンは延べ二百三十六羽で、今季はさらに下回りそう。
愛する会の事務局長吉岡美佐子さん(65)は「コハクチョウが今後戻ってくるか心配」と話し、大会でも、コハクチョウの減少について全国の愛好家仲間と情報交換する考えだ。
県内で日本白鳥の会の全国大会が開かれるのは十一年ぶり。十九日には、草津アミカホールで、ハクチョウの生態や飛来状況などをテーマに国内外の十一事例の報告がある。二十日午前八時十分からは現地研修会として草津水鳥観察所(志那町)で観察会があり、午前九時からは水生植物公園みずの森で、愛する会による写真展「冬の使者」(二月三日まで)を見学する。
二十日の現地研修会と写真展見学は一般参加が可能。問い合わせは、吉岡さん=電090(5663)8086=へ。
(倉形友理)
Posted by 伊吹達郎 at 23:35│Comments(0)