
2012年05月16日
金環日食まであと5日
滋賀県草津市では、5月21日の日食で金環日食を見ることができます。
同じ滋賀県でも北部は部分日食で、ここ草津市など南部は282年ぶりの『金環日食』天体ショーとなります。
日食は6時17分にスタートし、8時55分までの2時間37分54秒間、そのうち金環日食においては、7時29分38秒から7時31分45秒の2分7秒間です。
あと5日と迫り、小学校に通う次女がおたよりをもらってきました。それによると
※いつもと同じ時刻に、分団で登校します。
※太陽を直接見たり、下敷きやサングラス•虫眼鏡でも見たりしません。
(金環日食中も太陽はまぶしく、長時間太陽を見ると失明の恐れがあります)
※太陽を気にしながら、歩きません。いつも以上に、安全に気を付けましょう。
(太陽を気にしながら運転するドライバーがいるかもしれません。周りを気を配りながらあるきましょう)
『金環日食観望会』
7:45(分団登校到着後)〜8:10(希望者のみ)
8:25(朝の学びタイム)〜8:45(3〜6年生クラスごとに全員)

草津市の部分日食は6時17分41秒に始まり、太陽の右上側から欠け始めます。このときの太陽高度は16度です。高度がそこそこありますから、地球大気による影響が少なくてすみます。太陽は真東から北の方向へ14度の位置に見えます。高度は16度で、比較的低い位置です。

7時0分の食分は0.58です。全体の6割くらいまで欠け、太陽からの光量は普段の半分程度にまで減少しています。屋外にいる人は、空が暗くなってきていることに、そろそろ気づき始めます。

金環が始まる時間は7時29分38秒。太陽は真東から北の方向へ4度の位置まで移動します。高度は31度で、やや低いところに見えますが、観察するにはまずまずの高さといえます。高い木や建物の近くでは、太陽が陰に隠れてしまう恐れがありますから注意してください。

最大食 7時30分42秒、高度は31度で、食分は0.942です。

金環終了 7時31分45秒

8時0分の食分は0.62です。まだ全体の6割くらい欠けていますが、太陽からの光量は普段のおよそ半分のところまで戻ってきました。

また終了時刻は8時55分35秒で、高度は48度です。この瞬間に太陽の左下側から月が離れてしまい、日食も終了です。太陽は、真東から南の方向へ9度の位置にやってきます。また、高度は48度で、空の中ほどに見えますが、少し見上げるような高さです。
草津市で金環日食が始まる頃、太陽の右側が最も細く、最大食の頃になると最も細くなった部分は右下側へ移動し、金環日食が終わる頃には、下側が細い状態になります。時間の経過とともにリングが細くなる方向が次第に変わっていく様子を見逃さないでくださいね。金環日食の始まりと終わりには、太陽の環がとぎれとぎれになって数珠玉のように見える『ベイリービーズ』が見られますので、こちらも必見です。
http://cst.edu.shiga-u.ac.jp/DL/nisshoku120508.pdf#search='金環日食%20滋賀大'
同じ滋賀県でも北部は部分日食で、ここ草津市など南部は282年ぶりの『金環日食』天体ショーとなります。
日食は6時17分にスタートし、8時55分までの2時間37分54秒間、そのうち金環日食においては、7時29分38秒から7時31分45秒の2分7秒間です。
あと5日と迫り、小学校に通う次女がおたよりをもらってきました。それによると
※いつもと同じ時刻に、分団で登校します。
※太陽を直接見たり、下敷きやサングラス•虫眼鏡でも見たりしません。
(金環日食中も太陽はまぶしく、長時間太陽を見ると失明の恐れがあります)
※太陽を気にしながら、歩きません。いつも以上に、安全に気を付けましょう。
(太陽を気にしながら運転するドライバーがいるかもしれません。周りを気を配りながらあるきましょう)
『金環日食観望会』
7:45(分団登校到着後)〜8:10(希望者のみ)
8:25(朝の学びタイム)〜8:45(3〜6年生クラスごとに全員)

草津市の部分日食は6時17分41秒に始まり、太陽の右上側から欠け始めます。このときの太陽高度は16度です。高度がそこそこありますから、地球大気による影響が少なくてすみます。太陽は真東から北の方向へ14度の位置に見えます。高度は16度で、比較的低い位置です。

7時0分の食分は0.58です。全体の6割くらいまで欠け、太陽からの光量は普段の半分程度にまで減少しています。屋外にいる人は、空が暗くなってきていることに、そろそろ気づき始めます。

金環が始まる時間は7時29分38秒。太陽は真東から北の方向へ4度の位置まで移動します。高度は31度で、やや低いところに見えますが、観察するにはまずまずの高さといえます。高い木や建物の近くでは、太陽が陰に隠れてしまう恐れがありますから注意してください。

最大食 7時30分42秒、高度は31度で、食分は0.942です。

金環終了 7時31分45秒

8時0分の食分は0.62です。まだ全体の6割くらい欠けていますが、太陽からの光量は普段のおよそ半分のところまで戻ってきました。

また終了時刻は8時55分35秒で、高度は48度です。この瞬間に太陽の左下側から月が離れてしまい、日食も終了です。太陽は、真東から南の方向へ9度の位置にやってきます。また、高度は48度で、空の中ほどに見えますが、少し見上げるような高さです。
草津市で金環日食が始まる頃、太陽の右側が最も細く、最大食の頃になると最も細くなった部分は右下側へ移動し、金環日食が終わる頃には、下側が細い状態になります。時間の経過とともにリングが細くなる方向が次第に変わっていく様子を見逃さないでくださいね。金環日食の始まりと終わりには、太陽の環がとぎれとぎれになって数珠玉のように見える『ベイリービーズ』が見られますので、こちらも必見です。
http://cst.edu.shiga-u.ac.jp/DL/nisshoku120508.pdf#search='金環日食%20滋賀大'
Posted by 伊吹達郎 at 23:50│Comments(0)