
2011年12月13日
ツギキ4兄弟
東日本大震災の津波に耐えた岩手県陸前高田市の名勝・高田松原の「奇跡の一本松」が「枯死に至った」との報告があったようです。戸羽市長は会見で「7万本の中で1本だけ残ったというのは本当に奇跡。海水につかりながら、9カ月間みんなの支えになってくれた」と、「希望の一本松」とも呼ばれた木への感謝を口にしました。「枯死」と発表した財団法人「日本緑化センター」などからは樹脂注入などの保存方法を示されたといい、海沿いに整備予定の防災メモリアル公園への移設なども含め、市民や専門家と協議するらしいです。
現在地の「奇跡の一本松」は枯死しましたが、陸前高田から北西へ100キロ離れた岩手県滝沢村の森の中で、一本松と同じ遺伝子を持つ「クローン苗」が育っています。独立行政法人森林総合研究所の東北育種場に命を継ぐ「ツギキ4兄弟」は順調に育っています。一本松から採取した枝から接ぎ木に成功した4本で、写真右から長男「ノビル」、次男「タエル」、三男「イノチ」、四男「ツナグ」とアンパンマンで知られる漫画家、やなせたかしさんが名が付けてくださいました。大きくなって陸前髙田へ里帰りする日が楽しみです。
(毎日新聞HPより)
現在地の「奇跡の一本松」は枯死しましたが、陸前高田から北西へ100キロ離れた岩手県滝沢村の森の中で、一本松と同じ遺伝子を持つ「クローン苗」が育っています。独立行政法人森林総合研究所の東北育種場に命を継ぐ「ツギキ4兄弟」は順調に育っています。一本松から採取した枝から接ぎ木に成功した4本で、写真右から長男「ノビル」、次男「タエル」、三男「イノチ」、四男「ツナグ」とアンパンマンで知られる漫画家、やなせたかしさんが名が付けてくださいました。大きくなって陸前髙田へ里帰りする日が楽しみです。

(毎日新聞HPより)
Posted by 伊吹達郎 at 23:32│Comments(0)