
2020年02月03日
群馬大学次世代モビリティー社会実験研究センター

限定された地域専用の自動運転を開発し、実証実験の実績を蓄積することで、2020年を目途に、技術的にも社会的にも自動運転に対応させることを目指している群馬大学次世代モビリティー社会実験研究センターに行ってまいりました。
管制塔や実験道路まで兼ね備えたセンターには、自動運転の電気バス、電気自動車、電気軽トラック、アルファードやプリウス、大型バス、大型トラックなどがあり、アルファードに乗せてもらいましたが、パソコンなどがある程度で、違和感はまったくありません。
前橋市では、昨日学んだMaasと組み合わせて社会実験が行われています。市内郊外部においては、地域交通網の最適な運用として、AIを活用したデマンドバスの配車効率化を行い、中心市街地においては、人手不足の中でも都心幹線の高頻度運行を実現するため、自動運転バスの実証実験を行っています。こういった取組に加え、効率的な乗り継ぎを実現するために、鉄道、路線バス、デマンドバス、タクシーなど地域内の様々な交通手段を一括で経路検索・予約ができるMaaSアプリの導入をします。
さらに、大型ショッピングモールや中心市街地の商業施設でのクーポン等の提供も検討されており、移動の利便性向上に加え地域経済の活性化が期待されます。
Posted by 伊吹達郎 at 23:17│Comments(0)