
2019年02月13日
文教厚生常任委員会現地視察

委員長を務める草津市議会文教厚生常任委員会のメンバーで、所管事務である文化財の保存と活用について、市内の芦浦観音寺と小野山遺跡を現地視察しました。
芦浦観音寺、11月の拝観のときに台風23号で重要文化財の阿弥陀堂の屋根がかなり、めくり上がって、銅板も吹き飛んでる状況を見てましたが、今日、みると屋根に大きく二ヶ所、トタン板が被さっていて、とても、観光に耐え得る景観では、ない印象を持ちました。また、土塀などの崩壊もすすんでおり、市役所にかえってからの委員間討議においても議員全員が、早期の保護をしないとこれまでの歴史的財産が無くなってしまうという危機感をもっていただきました。
草津市文化振興条例が制定され、条例を定めるのが目的ではなく、その趣旨に沿ったまちづくりを進めていくことが大切です。今、歴史文化構想など文化財に対する動きが、なされていますが、スピード感をもって、行動を起こさないと、取り返しのつかないこととなるかもしれません。
わたしたちの先代が、築いて来てくださった、大切な財産を、守り、受け継いでいくとこが、文化であり、われわれに課せられた使命でもあると思います。文化財の保存と活用しっかりと進めて参りたいと思います。
Posted by 伊吹達郎 at 23:37│Comments(0)