
2017年05月24日
Pepperプログラミング授業

Pepperを利用したプログラミング授業の視察に行ってきました。
Pepperとは「感情エンジン」と「クラウドAI」を搭載した世界初の感情認識パーソナルロボットです。
今まで電話屋さんやスーパーで出会ったり、先日行った神戸まつりでも出会いました。いちばん驚いたのは、鳥羽の旅館のフロントで館内の紹介や観光案内をしてくれました。

今回の企画は、ソフトバンクグループ株式会社からPepper本体、プログラミング教材、必要機材一式を3年間無償で公募により選考された自治体に、プログラミング授業などの教材として貸し出していただくものです。スクールチャレンジは、ソフトバンクグループ株式会社のAI(人工知能)、スマートロボット、IoTが普及する時代に生きる子どもたちの論理的思考力や問題解決力、創造力などの育成に貢献することを目的とした教育活動支援プログラムとのことです。
授業の最初にペッパーくんから挨拶があり、そこから子どもたちは身を乗り出して、授業に集中していました。

プログラミングツール「Choregraphe(コレグラフ)」は、Pepperをしゃべらせたり動かしたりするための機能が詰まった「ボックス」と呼ばれるモジュールがあらかじめ用意されているので、それらを並べてつなぎ合わせるだけで、専門的なプログラムの知識がなくても、簡単にプログラミングができ、子どもたちは自然に、プログラミングを覚えていく感じでした。今日は、自分たちの名前をそれぞれ、ペッパーくんに呼んでもらうということで、様々な入力方法で、ペッパーくんのしゃべり方が変わってくるので、それが面白くて、少しずつプログラミングを認識していくようでした。
子ども同士でグループで話しながら、学習しながらプログラミングを作ったり、今までにない新しいコミュニケーションが生まれる予感がしました。これからも注目です。
Posted by 伊吹達郎 at 23:26│Comments(0)