
2015年06月25日
大津市人口ビジョン

大津市の人口は昨年まで増加してきてきましたが、今年2月以降、前年同月人口を下回り続けていており、人口減少局面に入っています。大津市は市まち・ひと・しごと創生本部会議を開き、2060年までの人口将来展望を示す市人口ビジョンの骨子案を示し、人口減少対策を実施しない場合、現在の34万2千人の人口は、5年後の20年にはわずか1・2%減の33万8千人ですが、60年には33%減の23万人にまで減少し、現在より11万人減ると試算しました。そこで、子育て支援や就労支援策を実施することで、6万5千人減の27万7千人に食い止める目標を掲げました。ただ、試算では合計特殊出生率を国の目標と同等の30年までに1・8、40年までに2・07に上昇すると仮定し、市の13年の出生率1・48(国1・43)を大幅に引き上げる必要があるとのことです。一方、草津市おいては、来月に人口ビジョンを示すと言っているようですので、まちづくりの根本となるこの人口フレーム、しっかり調査研究をして、発表していただきたいものです。
Posted by 伊吹達郎 at 23:30│Comments(0)