
2015年01月27日
新クリーンセンター更新整備事業

草津市のビッグプロジェクトの一つである『草津市立クリーンセンター更新整備工事』の総合評価一般競争入札が行われました。
予定価格133億7040万円のところ、99億9600万円(税込み107億9568万円)で、落札候補企業に川崎重工業(本社・東京)が選ばれました。

新施設の場所は、現在のクリーンセンター(馬場町)の隣の志津運動公園として、少年サッカーや早朝野球でも利用している志津グランドで、2015年度中に着工、17年度中に稼動開始の予定です。プランによると、新施設のごみ処理能力は焼却127トン/日、リサイクル13.6トン/日。能力2900キロワットの発電設備を持ち、売電も可能とのです。尚、一部の既存処理施設はそのまま新施設に移行して使用されます。最終処分場を持たない草津市のゴミ問題は切実な課題です。議会の一般質問の通り、真剣に積極的に焼却ゴミを減らすには、雑紙の徹底した仕分けだと考えます。紙は資源、灰にして大阪湾に埋めるには、あまりにも無駄でもったいない。市民のみなさんの意識向上となるような、専用袋を導入するなどの具体的な策を施さないと劇的なゴミ減少は得られないと考えます。
60周年を迎えた草津市、大きなプロジェクトが次々に動き出しています。先に進められている野村グランドにある市民体育館の建て直しには50億以上の建設費がかかります。前回の国体の時のために総合体育館を建設し、草津川沿いのこんな近くに体育館が2つあるのは違和感を感じます。ほんとうに3000人もはいるような体育館が必要なんでしょうか?プロバスケットの試合は総合体育館で充分楽しめましたが•••耐震工事をしてしまった総合体育館ですが、本当は総合体育館を潰してしまって、グリーンスタジアムのサブグランドをつくり、グリーンスタジアアムで公式戦が行える球場にすること、そして野村に、サブアリーナを兼ね備えた新しい体育館を建てるならわかりますが、現状維持で、しかも大きな体育館に建て替えるというのは、どうなんでしょうね。それなら、県も大津市も整備しない、県内にない50m室内プールをつくる方が県民のためだと思います。それに比べれば、この新クリーンセンターは市民生活に欠かせません。草津川跡地、西友跡地、三ツ池などまだまだプロジェクトが山積みです。予算の桁が違います。年間の草津市の予算は440億円ほどです。限られた予算なので、しっかりと検討し、審議し、無駄のないようにして参ります。
(草津市HPより)
http://www.city.kusatsu.shiga.jp/kurashi/sangyobusiness/nyusatsu/joho/rakusatsukouho.files/teiangaiyou.pdf
◉工事概要について
1.工事名
草津市立クリーンセンター更新整備工事
2.工事目的
現在のクリーンセンターは、昭和52年度に稼働開始し、その後、平成5年度から平成8年度にかけて大規模改修を行い、処理能力を向上させたが、現在では老朽化が進んでいるため、ごみ焼却施設等の更新整備を行う。
3.施設規模
ごみ焼却施設 127 t/日(63.5t/24h×2炉)
リサイクル施設 13.6t/日
4.工事場所
草津市馬場町(現クリーンセタ隣接地)
5.工事期間 .工事期間 .工事期間
契約締結日から平成 契約締結日から平成 契約締結日から平成 契約締結日から平成 契約締結日から平成 30 年3月15 日
6.敷地面積
約1.9 1.9 ha (既存施設を含めると、約 3.3 3.3 ha の敷地面積となる。)
7.施設整備基本方針
・安全で定した施設
施設での処理が安全に行われ、市民および職員心きるを整備し維持管理が容易で耐久性に優れた設備を導入し安定施目指す。
・経済性効率を考慮した施設
建設費および維持管理などの運営を含めたごみ処コスト低減化や、効率的資源化、およびエネルギーの有効利用を図る施設目指す。
・環境に配慮した施設
環境汚染物質の発生を抑制し、負荷低減図り余熱エネルギー有効利用により循環型社会へ貢献できる施設を目指す。
Posted by 伊吹達郎 at 23:20│Comments(0)