
2014年09月06日
草津川跡地桜保存市民ワークショップ

草津川跡地桜保存市民ワークショップ、第1回草津川跡地の桜の現状を知ろう!へ行って参りました。草津川跡地のJRと国道1号のいわゆる5区においては、2区どうように造成工事が始まります。この5区は100年以上の桜並木で、古くから花見の名所となっています。このワークショップの先立ち、市はこれらの桜の健康度調査を行い、その結果、約60本の桜が病気や腐れにより、弱った状況にあることがわかったそうです。今日は、実際にそれらの桜の状態を、見に堤防へあがり、山田樹木医とともに現地調査させていただきました。

事前に、工事事務所前で、レクチャーを受け、桜という植物の勉強をし、70〜80年の樹齢の短い木で、桜につきやすいムシやキノコを教えていただきました。

実際には、桜の木には花が咲き、きれいなものでも、弱っているものもあり、刺したり、たたいたりして、その状態を確認しました。それでも、桜の木は、しっかり、花を咲かせてくれているので、その60本の木をどうしていくかは、これから、みなさんと一緒に考えていきたいと思います。また、工事で伐採予定のところの桜も、うまく考えて、少しでも立派な元気な桜を残してほしいと思います。

桜の生態を知り、病気を知り、その上で、草津川跡地の桜並木について考えることは、とても大切なことで、これら、先人たちから受け継いだきた桜を、しっかり未来へ引き継ぐことがわれわれの使命だと考えています。
ワークショップは10月19日、第3回は11月に予定されていますので、是非とも参加ください。

Posted by 伊吹達郎 at 23:27│Comments(0)