希望ヶ丘野球場

伊吹達郎

2013年09月29日 23:11



第34回滋賀県勤労者早朝野球選手権大会が開幕しました。
わが江州ベースボールクラブは14年ぶりの出場で、若い頃は、毎年のように、この希望ヶ丘の野球場に来ていたので、グランドの土を踏んだ瞬間、うれしさが込み上げて来ました。


県下各地代表10チームが揃う開会式では、「江州さん久しぶりですやん」と声をかけられ、昔話にはなが咲きました。スタンドには江州の先代の大将と女将さんもお揃いで応援にかけつけていただき「前はなあ、ここでインタビューされたんやでえ、がんばってや!」と24年前に優勝した時のことをうれしそうに話してくださいました。僕らの若い頃の思い出がいっぱい詰まった野球場です。


試合はいい結果がでませんでしたが、選手のみんなは随所でキラリと光る良いプレイをしてくれ、やっぱり、草津代表だなあというところもみせてくれましたよ。「希望ヶ丘にもう一度連れてって!」とオーナーらと言い続けて4年。選手のみんなには、ほんとうに心から感謝しています。ほとんどの選手が県大会未経験で、是非とも、県大会というステージ、何とも言えない緊張感、雰囲気を味わって欲しいともオーナーと言い続けてきました。おそらく選手たちはそれぞれ感じてくれたと思います。希望ヶ丘の素晴らしさを。


スタンドには、懐かしいOBをはじめ、草津のリーグをともに戦っている他のチームのみなさん、地域のみなさん、そして、いつも日曜日の早朝から送り出して支えてくれている家族、ほんとうに多くの方々に応援してお越しいただき、感謝感激でした。ありがとうございました。
来年、リベンジするためには、リーグ戦を制さなければなりません。現在2チームが負け数、引き分け数が並んで首位を走っています。残された試合、直接対決も含め2試合、全力で戦い、是非ともまた、希望ヶ丘へ還って来たいと思っています。


本当にいいメンバーに恵まれ、監督をしていて、楽しいです。「良かったなあ」と思います。そして、何より、それを支えていてくださる多くのみなさん、何度感謝を言っても言い尽くせないこの気持ち。短い希望ヶ丘でしたが、僕らにとって、希望ヶ丘は、やっぱり素晴らしいところでした。